政治

民進党が “希望の党“に合流 「名を捨てて実を取る」 前原誠司代表の提案を了承【UPDATE】

「どんな手段を使っても、安倍政権を止めなければいけない」

2017年09月28日 14時49分 JST | 更新 2017年09月28日 17時02分 JST

【UPDATE】2017/09/28 15:20
NHKによると、民進党は両院議員総会で「希望の党」に事実上合流するという前原代表の提案を了承した。


時事通信社
両院議員総会であいさつする民進党の前原誠司代表=9月28日、東京・永田町の同党本部


民進党は9月28日午後、党本部で両院議員総会を開いた。この中で前原誠司代表は衆院選(10月10日公示、22日投開票)に向けて、小池百合子都知事が率いる「希望の党」への事実上の合流を提案した。

前原氏は「名を捨てて実を取る」と語り、提案への理解を求めた。

両院議員総会に提案された内容は以下の通り。

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一、今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す。

二、民進党の立候補予定者は「希望の党」に公認を申請することとし、「希望の党」との交渉及び当分の間の党務については代表に一任する。

三、民進党は今回の総選挙に候補者を擁立せず、「希望の党」を全力で支援する。

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前原氏はこの「提案」について、「他党に合流するということではありません」と述べたが、この提案が実現すると、今回の総選挙で民進党の候補者は公認内定が取り消される。民進党は、党として総選挙に候補者を擁立しないことになる。

公認は「希望の党」から受けることになるが、それぞれの候補者に公認を与えるかどうかは、「希望の党」側が判断するということになり得る。そのため、マスコミ各社は「事実上の合流」と報じている。

■前原代表「名を捨てて実を取る」

前原氏は、「国民の生活は何も良くなっていない。そして、見せかけだけ株価だけの取り組みというものが行われてそれに国民は目くらましを食っている。この延長線上に日本の将来がありますか。私はないと思う」と述べ、安倍政権を厳しく非難した。

「この道しかないだけではなくて、この道は変えさせなければいけないんです。しかも、安保法制、仮に100歩譲って日米同盟を強化することが必要だったとしても憲法違反の法律はダメでしょう」

「首相だからと言って憲法違反の法律をつくったら、すべて憲法違反でも良いということになって国家の土台が崩れるではありませんか」

「こんなことをやっている政権が皆さん5年近くも続いています。許すわけにはいきません」

また、森友学園や加計問題をめぐる問題についても「森友問題一つ見ても、総理の奥さんが絡んでいるということは明々白々ではありませんか」「自分の長年の友人この人に対して獣医学部をつくる、それについて最近まで知らなかったとみえみえの嘘をつく。そんなことあり得るわけないじゃないですか」

前原氏は熱弁を振るいながら「提案」に対し、"満場一致"での賛同を求めた。

「どんな手段を使っても、安倍政権を止めなければいけない」

「もう一度、政権交代を実現して安倍政権を退場に追い込みたい」

「もう一度、我々の理想社会を作る。そのために名を捨てて実を取る。その決断をぜひ皆さん方にご理解をいただきたい」

最終的な結論は、両院議員懇談会と両院議員総会を経て決まる。