ロケット雲が息を呑む美しさ イプシロン3号機(写真)

「想定以上に素晴らしい光景になったので、ただただ驚くばかりでした」

JAXAが1月18日早朝に鹿児島県肝付町で打ち上げたロケット「イプシロン」3号機の「ロケット雲」が荘厳な美しさとなった。Twitter上に「ぐるぐるうづまき」さんが投稿した写真に感嘆する声が集まっている。

「ぐるぐるうづまき」さんが撮影したロケット雲
「ぐるぐるうづまき」さんが撮影したロケット雲
Twitter/guruguruuzumaki

ロケット雲は、上空80キロ付近にできる「夜光雲」という珍しい雲の一種。打ち上げ後にロケットから吹き出した煙が氷の粒になり、朝日が当たって美しい色を織り成すものだ。

■「想定以上に素晴らしい光景になったので、ただただ驚くばかりでした」

写真を投稿したぐるぐるうづまきさんは、ハフポスト日本版の取材に対して以下のように答えた。

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ロケット雲自体は前回イプシロン2号機の時の様な雲が出るかもと期待して撮影に臨んでたのですが、想定以上に素晴らしい光景になったので、ただただ驚くばかりでした。

ロケットの打上げ見学は今回で9機目ですが、こんなにすごい打上げは初めて見ました。今回は年度末近くてスケジュール的にタイトで、打上げの延期がなければ来れない状況でしたが、月曜日に延期が決まった瞬間に、仕事を全てリスケジュールし直して、なんとか来たのですが、十分その価値がありました。

こういう光景が思いがけず見られるのは、ロケット打上げ見学の醍醐味ですね。 (写真撮影で)苦労した点は、そんなにはないです。 強いて言うなら、日の出前で空も雲も明るさが目まぐるしく変化するので、露出合わせが大変だったぐらいでしょうか。 目の前に広がる素晴らしい景色に、とにかく楽しみを噛み締めながら撮影できました。

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