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2018年01月30日 10時27分 JST | 更新 2018年01月30日 10時28分 JST

仲里依紗が"サレ妻"演じる『ホリデイラブ』 初回はどんな展開だった?

視聴率5.1%

Sports Nippon via Getty Images
女優の仲里依紗=2016年3月

仲里依紗主演『ホリデイラブ』サレ妻の戦いはじまる 初回視聴率は5.1%

26日にテレビ朝日系で初回が放送された金曜ナイトドラマ『ホリデイラブ』(毎週金曜 後11:15~深0:15※一部地域で放送日時が異なる)。DeNAの人気マンガアプリ「マンガボックス」で連載されている『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』(原作:こやまゆかり、漫画:草壁エリザ)を仲里依紗主演でドラマ化したもの。初回から、主な登場人物たちの顔見せともいえる日常シーンから、主人公が夫の浮気という現実を突きつけられ、自身も仕掛けられた罠に片足を突っ込んでしまう怒とうの展開。視聴率は5.1%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

仲が演じる主人公・高森杏寿は、夫との間に娘がいて、東京の一戸建てに住む、ごく普通の、というよりはかなり幸せな家庭を築いてきた主婦。住宅ローンの返済や家計の足しになればと、ネイルアートを勉強し、ネイルサロンを自宅で開業して軌道に乗せるなど、タフでバイタリティーのある女性だ。しかし、大手ゼネコンに務める夫が静岡に単身赴任することになり、「自分たちだけは大丈夫」と思っていたが、夫が一度限りの過ちを犯してしまったことを知り、第2話から苦悩の夫婦生活がはじまる。

杏寿の夫・高森純平(塚本高史)は、本来なら分別のある男なのに、ひょんなことで出会った井筒里奈(松本まりか)の誘惑に負けてしまう。しかも浮気の現場を里奈の夫・井筒渡(中村倫也)に見つかってボコボコにされ、妻にも浮気がバレて弱り目にたたり目。演じる塚本によれば「里奈が本当に悪い女で、こんな子に素直に『好き』と言われたらどうかなっちゃうだろう、という出来事がいっぱい出てきます。そんな展開を見て『純平は本当にバカだな。そっちに行くな』と思いながら楽しんでいただければ」と翻ろうされる。

実は、井筒夫妻がそろってくせ者で、渡は独占欲が強く、妻を所有物とみなし、モラハラ、パワハラ、DV三昧、性格的にサイコパス。里奈は夫にすべてを管理され、肩身の狭い生活を送っているが、自分ひとりでは生活する術がなく、渡に対する不満を飲み込む反動なのか、純平を運命の相手だと信じ込み、自分のモノにすべく、あの手この手で純平に近づいていく。誰かに依存しないと生きられないタイプなのだろう。

主人公を苦しめるのは、浮気夫だけでない。ネイルサロンの客として、杏寿の前に現れ、「運命の相手は純平ではなく、他にも相手がいる」と持論を語って男を紹介しようとする坂口麗華(壇蜜)。スピリチュアルな世界に通じる霊的能力が高いらしいのだが、杏寿に近づく動機と目的がまだ謎。第2話から本格登場となる、麗華のスピリチュアル・アプリを介して杏寿と出会うネイルとエステのサロン経営者・黒井由伸(山田裕貴)の存在も事態をややこしいものにしていく。

唯一、まともそうなのが、平岡祐太演じる美容師の春田龍馬で、ドラマだけのオリジナルキャラクター。美容関係の仕事をしていることもあり、中性的な雰囲気で、杏寿も"女友達"のように何でも話し、互いに信頼関係を築いているという。原作のキャラクターの中で近いのは安達ハナなのだが、敢えて男にしているということは? 「信じてないのよね、男女の友情って。どちらかに好意があるはずよ」という麗華のことばがミスリードを誘っているようでもあり、今後の展開が注目される。

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