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2018年02月01日 10時55分 JST | 更新 2018年02月01日 20時19分 JST

肺腺がんとは、どんな病気なのか。38歳で死去、ET-KINGのいときんさんが闘病していた 

発症リスクや一般の人が気をつけるポイント、専門家に聞いた

ET-KING公式サイトより

ステージ4の肺腺がんを公表していた人気ヒップホップグループ「ET-KING」のリーダー、いときん(本名・山田祥正=やまだ・よしまさ)さんが1月31日午前11時28分、大阪府内の病院で、がん性心膜炎のため亡くなった

いときんさんが闘病していた、肺腺がんとはどんな病気なのだろうか。発症リスクや一般の人が気をつけるポイントについてまとめた。

■タバコを吸わなくても肺腺がんに

一般的に「肺がん」は喫煙者が発症するように思われがちだが、肺腺がんに限ってはそうは言い切れない。医療機器会社オムロンの公式サイトによると、喫煙による肺がんの発症リスクは、タバコを喫わない人と比較して男性で4~5倍、女性で3倍程度と説明。ところが、肺腺がんに限っては男性で2~2.5倍、女性で1.5倍程度。「タバコを吸わなくても肺腺がんになる」ケースが多いとして、警戒を呼びかけている。

■肺腺がんを早期発見する方法は?

ハフポスト日本版は、神奈川県病院機構・理事長の土屋了介さんに肺腺がんとはどのようなものか聞いた

「肺腺がんは4つに分類される肺がんのうち最も一般的なタイプです。血液が酸素を取り込む肺胞にできるがんで、早期に発見して手術すれば完治する可能性が高いです。ただし、転移していないかどうか術後も5年間は経過観察を続けた方がいいでしょう」

その上で土屋さんは、一般人が気をつけるポイントを以下のように語った。

「発症早期では全く症状が出ないので、人間ドックなどでないと発見できません。特に40代以上はがんの発症率が高いので、CTスキャンを2年ごとに受けるなどして注意した方がいいでしょう」