なんだこりゃ? 平昌オリンピックに謎の物体「モルゲッソヨ」

ボランティアスタッフの返答から生まれた。

平昌冬季オリンピックを迎え、ある物体が、日本のSNSユーザーの間で大きな話題となった。

メインプレスセンター前に設置された銅像で、裸の男性3人が頭に兜のようなものを被っている。このオブジェはすべてスキージャンプ台を向いている。

平昌、2018年2月5日
平昌、2018年2月5日
Toronto Star via Getty Images
平昌、2018年2月5日
平昌、2018年2月5日
Toronto Star via Getty Images

■ボランティアの返答から生まれた

事のはじまりは2月7日、東京スポーツの記事だった。

この記事では、オブジェについて尋ねられたボランティアスタッフの返答を「モルゲッソヨ(わかりません)」と書いた。

おかげで日本のSNSユーザーは、このオブジェをそのまま「モルゲッソヨ」と呼ぶようになった。それにとどまらず、AAが爆誕した。

他にも、ダークソウルだったり、タイガーマスクのキャラクターを思い浮かべる人も。

ラテアートにもなりました。

ちなみに、日本でのバズり具合は、韓国のネット民にもちゃんと伝わっていました。

平昌アルペンシア前に鋼鉄亀頭人間像が立っているのが、日本のTwitterで知られて気に入られているそう。地域住民に尋ねると「わかりません」と答えて「モルゲッソヨ」と呼ばれている模様。

■モルゲッソヨって結局、なんなの?

話題となったオブジェは、作家のキム・ジヒョンさんが2009年に発表した「銃弾マン」という作品だ。

この作品は、2013第1回江原道国際美術展覧会を経て、アルペンシアリゾートに設置されており、現在、江原道文化財団が所有している。

2009年の「ソウル新聞」の報道によると、この作品は「かっこいい体、富、名誉などへの人間の欲望を具体的なイメージで表現した」という。

ハフポスト韓国版から翻訳・編集・加筆しました。

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