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アップル、電力子会社Apple Energy設立。自社で発電している自然エネルギーの余剰分を販売

2016年06月13日 14時43分 JST | 更新 2016年06月13日 16時53分 JST

finance japan

アップルが、太陽光発電による電力会社「Apple Energy LLC」を設立します。総発電量は521MW(メガワット)規模になるとのこと。ちなみに、アップルの新キャンパスに設置されたソーラーパネルからの発電量は14MWとされます。

アップルはすでに本社オフィスやデータセンターなどをクパチーノおよびネバダにある自前の太陽光発電や水素燃料電池による電力でまかなっており、もし太陽光による発電量が足りなくなったときのために水力、バイオマス、地熱など環境負荷のない発電への投資もしています。アップルによれば、同社の設備による総発電量は世界で必要とされる量の93%に達するとのこと。

一方、アップルにはProject TITANと呼ばれる自動運転車開発のうわさがあり、このアップルカーの充電ステーションのために、さらに発電設備を増設する可能性もあるとされています。

いずれにせよ、アップルがわざわざApple Energyなる電力会社を設立するということは、余剰となる電力を一般もしくは産業向けにも電力を販売することを意味します。アップルはすでに米国連邦エネルギー規制委員会へ新会社設立のための書類を提出しており、6月6日から60日間の審査を経て承認されれば、メジャーな電力会社を経由せずとも顧客に電気を販売することが可能となります。

アップルは2015年度に2330億ドル(約25兆円)の収益をあげているため、電力販売による収益は微々たるものになるかもしれません。それでも発電した電力は1か所にとどめておくことができないため、余剰分があればわずかでも売って利益に変えるほうが良いのは言うまでもありません。

(2016年6月10日Engadget日本版「アップルが電力子会社Apple Energy設立。太陽光など自前のクリーンエネルギー余剰分を販売」より転載)

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