BLOG

田中将大に早くもヤンキースがメジャー流調整法を実施

2014年02月14日 23時52分 JST | 更新 2014年04月16日 18時12分 JST

ヤンキース首脳陣が田中将大投手に対し、早くも投球制限というメジャー流調整法を打ち出した。ニューヨーク・ポスト紙が報じた。13日、田中は球団のマイナー施設でフランシスコ・セルベリ捕手相手にさっそくピッチング練習を行った。速球や決め球のスプリットなどを披露したが、傍らで見守った投手コーチのラリー・ロスチャイルド氏は田中に対するアプローチを明確にしている。

■投球制限で慎重に調整

「今日は少し寒かったのでスプリットはあまり多く投げさせたくなかった。個人的にはメジャーへの適応は順調に進んでいると思う。問題は適応しきるまでどれぐらいの時間が必要かというところ。彼はこれまでの投手人生で故障とは無縁でいられているが、これまでの投球回数などを考慮する。田中にはゆっくり調整させようと思っている」

昨年の日本シリーズ第6戦で先発後、第7戦で抑えで登板するという強行軍をこなし、楽天の日本一に貢献した田中だが、メジャーではその投球過多を危惧する声が多かった。中6日での登板だった日本と異なり、中4日の先発ローテーションをきっちりと守り抜くことが至上命題とされるメジャーでスーパールーキーが活躍するために、コーチ陣は開幕に向けてなるべく田中の肩を温存したい考えだという。

この日の練習で投球回数もきっちりと制限されていた。

「今日は60%の力で25球投げただけだった。寒くて風も強かったからね。スプリットは良かった。速球もいいし、投球フォームもすごくスムーズだ。でも、キャンプ全体で見てみないと何とも言えない」

セルベリはこう語った。気温が高まらないうちにいきなり投げ込めば、故障のリスクが高まる。

「我々にはまだたくさんの時間がある。シーズンが始まった後、(登板間隔の)違いにどんなリアクションがあるか見てみたい。一晩で適応できるものではない。何事にも段階が必要だ」

ロスチャイルド氏はそう力説している。次は何球投げることが許されるのだろうか。昨年のプレーオフ進出失敗の屈辱を晴らすべく、ピンストライプの名門がメジャー史上5位の7年契約1億5500万ドルの巨額予算を投じた至宝・田中だけに、その調整法も慎重を極めていくことになる。

【関連記事】

(2014年2月14日フルカウント「【米国はこう見ている】ヤンキースがマー君に早くもメジャー流調整法を実施」より転載)

田中将大 画像集