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【LAXIC学生編集部発】学生結婚・出産しても、自分のキャリアを築いていく!  現役大学生ママインタビュー<前編>

妊娠・出産期間中はインターン全盛期 、でも焦りはなかった

2017年10月23日 14時50分 JST | 更新 2017年10月23日 14時50分 JST

ラシク・インタビューvol.95

慶應義塾大学 柳下 桃子さん

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 『大学を卒業し、就職したら何歳までに結婚して、何歳までに子供を産む。』

自分の人生設計を大学生のうちから漠然と立てている人は多いのではないでしょうか。しかし、子どもを産んだら自分のキャリアがストップしてしまうように感じ不安に思っている人も多くいると思います。実際、LAXIC学生編集部のメンバーも同じように感じています。

出産は就職してから

大学生である私たちにとってもはやそれ以外の選択肢はないように感じている上記のような固定概念を一蹴してくれる一組の夫婦がいます。それが、大学三年生の時に妊娠がわかり、その後学生結婚をした柳下さんご夫婦。今回その柳下さんご夫婦の奥さまに、「結婚・出産・キャリア」についてのお話を伺いました。

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大学三年生のときに妊娠、学生結婚の後、出産

柳下さん(左奥)とLAXIC学生編集部のメンバーたち

編集部:まず最初に学生結婚についてお聞きしたいのですが、旦那さんと出会ったとき、結婚願望はありましたか? お子さんが出来る前から旦那さんとの結婚は考えていたのか、また子どもについてもどう考えていたのかお聞かせください。

柳下 桃子さん(以下、敬称略。柳下):結婚願望はなかったですね。結婚したいような人に出会えたら結婚したいなと思っていたけど、結婚したい人がいないのに結婚したいと思うタイプではなかったです。子どももいてもいなくてもいいと思っていたし。夫については、結婚したいと思えるような人じゃなければまず付き合わなかったです。

夫が、自分の提案に賛成してくれるところを見て「結婚してもいいかな」って思ったんです。私が育休取ってみんなでフィジーに行こうって言えば、いいね! って言ってくれたり。一般的な男女像が逆転しているのかもしれません(笑)

編集部:妊娠が分かったとき、夫婦ともに大学三年生ですよね。周りの友達や両家の反応はどうだったんですか。

柳下:あまり覚えてないのですが、確か友達は驚きながらも喜んでくれて、赤ちゃんと遊びたいから早く生まれないかなってワクワクしてくれました。生まれた後は「赤ちゃんの実態」に、みんな興味津々でしたね。あと、妊娠中に切迫早産になり大学に行けなかったので、友達からノートを貸してもらって勉強したり、色々助けてもらいました。

お互いの両親については、夫の家庭はすんなり受け入れてくれたようですが、私の母親は最初は反対していました。結婚して出産したら子どもにかかりっきりになって自分の道を諦めると思っていたようです。今は子どもを可愛がってくれていますけどね。

私は子どもがいても大学は卒業して就職するつもりでしたし、子どもが生まれてからは就活をして、内定ももらっていました。でも内定式が終わった後に、ずっと研究したいと思っていたポリネシア研究を学べる教授が文学部にいることを知って・・・。「私これが研究したいんですけど、来年文学部に入ったらゼミ入れてもらえますか」と教授に聞いたら、「来年来たらいいよ」って言ってもらえて。だから学士入学試験を受けたんです。そのことを内定先の上司に伝えて内定を辞退しました。

学費については法学部の4年間は両親が出してくれましたが、それ以降の学費は結婚したなら一切の援助はしないと言われ、奨学金を借りることで何とかなっています。

妊娠・出産期間中はインターン全盛期

でも焦りはなかった

編集部:インターンが活発になる時期に出産・育児で動けないということで、周りへの遅れや焦りを感じることはなかったのでしょうか。

柳下:なかったです(笑)。インターンしなくてもコネは作ろうと思えば作れるし、行きたい会社があればどうにかツテをたどってつなげてもらえればいいと思っていたので。

でも妊娠中の三年の夏には、ベンチャー企業でインターンを経験しました。「妊娠しているんですけど」って伝えたら、「いいよ」って言ってくれて、二か月間くらい事務作業をメインにやってましたね。妊娠していてもしてなくても、実際の生活はほとんど変わらないし、あくまでも自分は「学生」として生活していました。

編集部:30分くらい前まで子どもを産むのは10年後くらいでいいやって思っていたんですけど、なんだか話を聞いていたら早く子ども産みたくなってきました(笑)

柳下:早い出産には人生の計画が立てやすい側面もあると思うんです。「いつまでに結婚して、いつまでに子ども作って」と悩むことなく、今後は常に夫婦二人での人生を考えていける。この時期までは夫に仕事をしてもらう必要があるけれど、この時期からは私が稼げるよとか、この時期までは日本にいなきゃいけないけど、その後は日本にいる必要はないよね、という長期視点での計画を立てられますし。

編集部:学生のうちに結婚、出産することを他の人、例えば私たち大学生にオススメしたいと思いますか。

柳下:両親や祖父母、親戚など金銭的援助をしてくれる人がいるならオススメします。やっぱり金銭面は大変だし、頼れるところはあった方がいいと思います。

でも学生夫婦二人だけで学費も生活費も賄ってる夫婦もいて、頑張れは出来なくはないんだと思います。そこは旦那さんがプログラミングで稼いでいたようですね。私たちは夫の親と私の祖母にお願いしたのですが、やぱりお金は大事で、あるに越したことはないです(笑)

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柳下さんは一貫してポジティブに自分の人生を楽しそうに語っていて、その姿はきらきら輝いているように見えました。彼女はこれからの世代の女性たちに新しい生き方を提示してくれた新しいロールモデルとも言えそうです。柳下さんのように子どもがいる状態でキャリアをスタートさせるのは、もしかしたら30歳前後で子供を産むよりも効率的なのかもしれない、と私の固定概念を壊してくださいました。後編に続きます。

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【柳下 桃子さんプロフィール】

慶應義塾大学在学中。大学時代に同学年の夫と結婚。その後、現在1歳10ヶ月となる娘が生まれる。政治学科にて学士を取得度、自らの研究の為に学士入学をし、現在も学生でありながら妻、一児の母として生活している。Mediumにてブログ「what happens, happens」を運営中。HP:what happens, happens

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文・インタビュー:LAXIC学生編集部 稲葉結衣・出口舞

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