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潮汐を捉えることのできる、ドローンに搭載可能な重力計

2016年04月09日 23時02分 JST | 更新 2017年04月09日 18時12分 JST

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今回開発されたMEMS重力計とそれを支持する石英ガラス構造体。

Credit: Giles Hammond

重力計は局所的な重力加速度の微小な変化を測定でき、地球潮汐、すなわち太陽と地球と月の相対的な位置関係の変化によって生じる地殻の弾性変形を測定するのに十分な感度を持つ。

既存の重力計は大きくて高価だが、今回G Hammondたちは、「反ばね」を新たに設計に取り入れて、小型かつ安価な微小電気機械式重力計を開発した。彼らはこれを使って、地球の潮汐を検出するのに十分な感度と安定性で重力加速度を測定した。

このデバイスは、ドローンに搭載して測量や探査を行ったり、火山を監視するのに使ったり、マルチピクセル密度コントラスト撮像アレイに組み込んだりできる可能性がある。

Nature531, 7596

2016年3月31日

原著論文:

Measurement of the Earth tides with a MEMS gravimeter

doi:10.1038/nature17397

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