活動をもっと知ってもらいたい~日本労働組合総連合会(連合)~

連合には、組織局や労働局、政策局、男女平等局、非正規労働センターなどいくつもの部署がある中で、広報・教育局は連合の活動を組織の内外に発信するのが仕事。

~日本労働組合総連合会(連合)~

連合本部

日本の労働組合のナショナル・センター(全国中央組織)。1989年結成、組合員は約686万人。「働くことを軸とする安心社会」の実現のため、労働者の処遇改善や政策・制度要求から、平和への取り組み・被災地支援などの社会貢献活動まで、日々、広範な活動を行っている。

連合の活動をもっと広めたい

JR御茶ノ水駅からもほど近い、都心にある連合会館。その3フロアにまたがる連合本部で働く約100人のうち4割は、さまざまな労組から連合に派遣されてきている人たち。6割は職員で、遠藤次長はその一人。以前勤めていた会社が「今でいうブラック企業だった」経験から労働組合に興味を持ち、職員募集の広告を見て連合に転職。以来19年、今は広報・教育局に所属しています。

連合には、組織局や労働局、政策局、男女平等局、非正規労働センターなどいくつもの部署がある中で、広報・教育局は連合の活動を組織の内外に発信するのが仕事。『月刊連合』の編集はもちろんのこと、街頭での活動にも出かけ、フェイスブックなどのSNSも駆使して連合の活動をPRしています。「どう発信したら多くの方が関心を持ってくれるのか、まだまだ試行錯誤です」と西野局長。この4月には、時間をかけ準備を進めてきた神津会長の週刊誌での連載もスタート。

また、連合として初めてアニメーション動画も配信。若い人をターゲットに『金のばらまき問題』『解雇の金銭解決問題』を、〝ねずみ小僧〟や〝金銭解決マシーンと桃太郎〟といった例え話やキャラクターを使いわかりやすく解説するなど、さまざまなアプローチを試みています。

労働問題だけでなく、東日本大震災でもいち早く被災地支援に取り組むなど、多岐にわたる社会問題に向き合ってきた連合。「『労働組合の底力』『連合の地道な取り組み』をひとりでも多くの人に知ってもらいたい」と、広報・教育局のメンバー総出で奮闘中です。

※こちらの記事は日本労働組合総連合会が企画・編集する「月刊連合 2016年6月号」に掲載された記事をWeb用に編集したものです。

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