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「まーご」の他界など

2014年10月17日 22時56分 JST | 更新 2014年12月17日 19時12分 JST
 

 石破 茂 です。

 地方創生を担当するようになって以来、毎日(本当に毎日、です)多くのご提案をお寄せ頂いております。このテーマに関心を持ち、それぞれの現場で懸命に取り組んでおられる方がいかに多いかを実感致しております。

 これが永田町や霞が関を動かす大きな力になれば世の中は随分と変わるはずです。

 

 所謂「ローカル・アベノミクス」なるものは対語である「グローバル・アベノミクス」とは全く趣の異なったものであって、言葉のみが先行することなく、その概念をまず提示することが先決です。

 地域経済がいかに公共依存体質を脱し、「自ら考え、自ら行う」体質に変貌しうるかが問われています。

 そう言うと必ず「格差が更に拡大するのではないか」との定型的な反論がありますが、なぜそのように決めつけるのでしょうか。「バラマキは駄目だ」と言いながら、一方で「『選択と集中』はまかりならん」と言うのでは、一体何が言いたいのか、さっぱりわかりません。

 地方には、具体的な計画を自ら立案した上で政府に対し要望を行い、自らその効果を検証して有権者・住民にこれを提供することが求められます。中央政府の側は、その地方の努力を効果あらしめるためのデータやノウハウを提供し、人材を派遣するとともに(これは官僚に限りません)、これに相応しいよう補助金や交付税のシステムを改変することが求められます。

 田中角栄内閣の「日本列島改造」、竹下登内閣の「ふるさと創生」はそれぞれ優れた理念を持ちながらも、オイルショック、プラザ合意という外的要因によって完成することなく終わりました。

 更にその度を高めるグローバル経済の中にあって、極力外的要因に影響されることのない経済を作ることはどれほど可能なのか、藻谷浩介氏の「里山資本主義」を読みながら、そんなことを考えました。

 与野党間に政策的な対立点が無く、国会の政策論戦は今一つ精彩を欠いているように思われる半面、それ以外の要因によって国会に波風が立ちつつあります。

 政府・与党として真摯な説明責任を果たす努力をなお一層心しなければならないと自重自戒しています。

 

 不気味な広がりを見せているエボラ出血熱に日本はどのような働きを為すべきなのか、現在の所管とはかかわりがありませんが、良く考えねばなりません。

 田勢康弘氏の「週刊ニュース新書」(テレビ東京系)に出演していたアイドル猫の「まーご」が他界しました。飼育係の人がお世話をしていた時に急性心不全で急逝したとか。享年八歳、人間でいえば五十歳前後なのだそうで、随分と早く亡くなってしまったなと、残念でなりません。

 共演(?)回数は私が一番多かったそうで、テレビ東京の方からご連絡を頂いて、弔電を手配致しました。

 政治に関する討論が交わされているスタジオ内を、われ関せず、といった感じで悠然と歩き廻り、時には爆睡してしまう様はあたかも「冷徹な観察者(猫)」のようでしたが、猫にとってテレビ出演は大きなストレスだったのかも知れませんね。御霊の安らかならんことを祈ります。

 週末は18日土曜日に広島市、尾道市においていくつかの政務日程が入っております。それぞれの地域において懸命に努力しておられる方々の思いには出来るだけお応えしたいと考えております。

 日一日と秋が深まります。寒さの到来も間近、皆様お元気でお過ごしくださいませ。

(2014年10月17日「石破茂オフィシャルブログ」より転載)