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オリンピックと議会解散を盾に、都民を恫喝する「嘘つき舛添知事」には不信任しかない

2016年06月14日 00時17分 JST

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

全国民が注目する、舛添知事への集中審議が行われました。

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私は最後の出番で登壇しましたが、

うーん、自己評価は50点くらい…。

●Yahoo!ログインIDの件に時間を取られすぎた

●AmazonとYahoo!がID連携していないか確信が持てず、そこは追撃に失敗

●後半あせって不正確な事実を述べて、反撃された(間違えた部分は素直に謝罪)

●早口

●早口

(以下略)

など、反省点は目白押し…未熟さを露呈しまして、申し訳ありません。

ただ、私の今回の質疑での獲得目標は

「知事が『嘘つき』であることを証明する」

だったので、その目標は僭越ながらほぼ達成できたと思います。

他にも色々用意していた質問の中で、これがここまで刺さるとは私自身思わず、

見ている方の中にはネタとして小さい!と不満に思った人もいらっしゃるかと思いますけど、

「不正注文されたからヤフーIDで削除した」はどう考えてもウソでしょう。

【文字起こし】集中審議の詳報(13)ヤフーIDは悪用されたので削除した

http://goo.gl/9I7w7M

で、実際に質疑をしたところ上記の記事のように、

「事務方からそう報告を受けたので、削除した」

「いや、ヤフーで注文されたかは確認・報告してません」

などの庁内不一致も局長答弁で明らかとなり、

(みんな知ってたけど)知事が『嘘つき』であったと証明されたわけです。

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(ツッコミに慌てふためき政策企画局長と相談する舛添知事)

今日は他にも公明党・共産党・民進党(=自民党以外)の質問で

次々とさらなる疑惑が明らかになり、嘘つき知事と禅問答を繰り返しても、

疑惑はなくなるどころか深まる一方であることは明白です。

これ以上の審議はさらなる都政の停滞を招くのみで、時間の無駄と断言します。

もはや、議会が取るべき選択肢は一つ。知事不信任案の提出&可決なのです。

私の所属会派「かがやけTokyo」でも集中審議終了後、すみやかに不信任案の草案を

取りまとめて、各会派と協議に入っているところです。

しかし今日は最後に、知事が挙手をして突然発言を始め、

なんとも信じがたい内容を語って委員会が終了するというハプニングがありました。

ちょっと長いですが、これは正確を期すために大幅引用。

発言をお許しいただきありがとうございます。一言申し上げたい。本当に都民のみなさま、都議会のみなさまにご迷惑をおかけしたことを、改めて心から陳謝したい。(中略)

そういう中で、私は、一つ伏して都民、都議会のみなさまにお願いしたいことがある。もし、私への不信任が可決されれば、私が辞任するか、議会を解散するかという選択をすることになる。いずれにしても選挙になる。選挙の時期はどうしてもリオ五輪、パラリンピックと重なる。知事として断腸の思いでいるのは、リオの時期に選挙をやるのは、国家的事業である、2020年(東京)大会にとって極めてマイナスだ。

もちろん私の不徳のいたすところであることは重々承知している。そういう思いで、どうか少しの猶予をいただきたい。それは、私が知事の座に連綿としがみつくのではない。給料もご辞退申し上げたい、都民のために働きたいと思っている。今、知事として、選挙はリオで重なるので、そういうものはどうしても公益にそぐわない。極めて厳しい判断をしている。

どうかこの時期を猶予していただき、その上でふさわしくないというご判断をなさるときは不信任案を出してもらえればと思う。最後の貴重な時間に発言する機会を心から感謝したい。

引用元

太字の部分にご注目いただければと思います。

回りくどく慎重な言い回しに真意を掴みかね、

最初は「9月に辞任するのでそれまで待って欲しい」ということかと思いましたが、

きちっと分析して上記のように結論いたしました。

「いま選挙になればリオ五輪=4年後の東京五輪に重なる」

とオリンピックを『人質』に取りながら、

不信任案が可決されれば知事と都議会の『どちらか』が選挙になると、

都議会に対して脅迫めいた言葉を残す。

この不信任案を出す・出さないは議会が決めるべきことで、

記者会見でも知事は「仮定の話にはコメントしない」と言ってきたはずです。

それを、総務委員会という公的な場で、

「不信任案を出したら、議会解散の可能性もあるぞ」

と議会に対して発言するなど、越権行為という他ありません。

しかも9月まで待てば自ら辞任するならまだしも、

「9月に不信任案を出して欲しい」

など、どの口が注文をつけているのでしょうか?

知事にできるのは議会サイドへのリクエストではなく、

自ら進退を決断することだけのはずです。

今日の集中審議を通じて、舛添知事が「嘘つき」であることが明らかになりました。

そして最後の発言は、

「給料はいらないから、とりあえず続けさせて欲しい(リオに行きたい)」

「9月に辞任するかどうかはわからないが、その時に不信任案でも出してくれ」

という極めて自分勝手な主張であり、

おそらくほとんどの都民は納得しないでしょう。

9月に辞任の約束をしたところで、履行されるかは怪しいものです。

以前に主張したことですが、五輪に重なるとか政治に混乱とか、

あくまで勝手な政治家の理屈でしかありません。

はたして今日の質問で知事を事実上かばい続けた自民党は、

これでも知事を支えようとするのでしょうか?

着実に攻勢を強める公明党は、不信任案の同調(あるいは主導)にまで転じるでしょうか?

ちなみに仮に議会を解散されても、

再び集まった議員たちが不信任案を可決すれば今度こそ知事は失職です。

都民の代表者たる自負がある議員なら、恐れることなど何もありません。

明日明後日がまさに山場です。

議会は1時間単位で情勢が動いていくことになると思います。

できる範囲で皆さまにも情報共有をしていきます。

あとすこし、辛抱してご注目いただければ幸いです。

それでは、また明日。

(2016年6月13日「おときた駿オフィシャルブログ」より転載)