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ベトナムの使用済み核燃料を日本に持ってこられるか

2013年10月09日 00時10分 JST | 更新 2013年12月08日 19時12分 JST

日本がベトナムと結んだ原子力協定には、ベトナムの使用済み核燃料を日本が引き取ると書いてあるというまことしやかなデマが一部で流布されているようだ。

事実は違う。

日本ベトナム原子力協定の第二条三項は、

「3 1及び2の規定にかかわらず、ウランの濃縮、使用済核燃料の再処理、プルトニウムの転換及び資材の生産のための技術及び設備並びにプルトニウムは、この協定の下では移転されない」とある。

ここでいう「プルトニウム」という定義には、使用済み核燃料も含まれる。いや、正確には、「使用済み核燃料」の中には「プルトニウム」が含まれているので、プルトニウムの移転を禁じているということは、使用済み核燃料の移転も禁じられることになる。

この文言は、日本が結んだ原子力協定には横並びで含まれているので、各国の原子炉から出てきた使用済み核燃料を日本に持ってくることはできない、というのが外務省の解釈だ。

2013年10月9日の「河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり」から転載しました)