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人工衛星を打ち上げたロケットが、地上に着陸。イーロン・マスク氏の会社が初成功(動画)

2015年12月22日 16時07分 JST | 更新 2015年12月22日 16時07分 JST

falcon 9

SpaceXがやってのけた。Elon Muskのロケットスタートアップは、つい先ほどFalcon 9ロケットを発射し約10分後に着陸させた。これまで数回の試みは炎上爆発に終っていた。

ロケットは低地球軌道に向けられた人工衛星11基を運んだ。重要なのは、このロケットが使い捨てではなく、Blue OriginのNew ShepardやSpace XのGrasshopperのような小型ロケットでもないことだ。Falcon 9は重要な荷物を運んだのであり、打ち上げロケットの着地はミッションの二次的目標だった。

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Falcon 9は本格的なロケットで、9基のエンジンが生み出す150万ポンド力(667万N)の推進力によって、高度124マイル(200 km)まで到達する能力を持つ。重要な機器を重要な軌道に運ぶために設計された。Blue Originは数人の人間を62マイル(100 km)の上空に送る能力がある ― これもまた素晴らしい。

従来SpaceXは、Falcon 9をロボット〈はしけ〉に着陸させようとしていた。今回は、乾いた大地と巨大なコンクリート着陸場を選んだ。

Falcon 9ロケットの着陸はSpaceX長年の目標だった。同社はGrasshopperという小型のテスト用ロケットでシステムを試験していた。徐々に、数回の発射を経て、その小型ロケットは数百フィートから準軌道飛行まで新たな高度に到達してから、地球に戻り垂直着陸するようになった。

Falcon 9は2段ロケットである。今日着陸したのは大型のブースターロケットのみ。残りのカプセルには荷物が積まれ、再利用はされない。

これは、Falcon 9にとって2015年中6回目の発射だった。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

(2015年12月22日TechCrunch日本版「SpaceX、大型Falcon 9ロケットの着陸に初めて成功」より転載)

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