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スマホの"親指タップ"が脳を変える? チューリッヒ大研究者らが発表

2014年12月28日 00時02分 JST | 更新 2014年12月28日 00時02分 JST

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スマートフォンは人間を変えつつある、と少なくともチューリッヒ大学の神経情報科学研究所の研究者たちは言っている。Blackberryやフィーチャーフォンのようなボタンのある携帯電話から、画面を頻繁にタイプする今のスマートフォンに移行するに伴い、脳の、親指に結びついている部分が変わっていく、というのだ。

研究者たちの所見によると、スマートフォンを使っているときは、脳の、親指に結びついている部分がより活発になる。意外なことではないと思うが、この反応はタッチスクリーンタイプの電話機を使っているユーザにしか起きない。彼らの発表から引用しよう:

Ghoshがさらに見せたのは、スマートフォンの使用頻度が皮質の活動に影響することだ。過去10日間スマートフォンを多く使用した人ほど、脳内の信号は大きい。この相関性は、親指を表している領域で最強であった。

彼らは"37名の右利きの人を調べ、内26名はタッチスクリーンタイプのスマートフォン、11名は古い携帯電話を使っている"。そして彼らは、大脳皮質の、親指のコントロールに結びついている領域の活動が、タッチスクリーンのユーザでは高いことを発見した。実はこれと同様のことが、ヴァイオリニストでも発見されている。その楽器の演奏に熟達するにつれて、脳が変わるのだ。

ということは、iPhoneを毎日大量にタップしていると、天才的な脳になるのだろうか? それはないと思うが、タップすることが思考に影響を与えていることは、確かなようだ。

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

(2014年12月27日TechCrunch Japan「親指タイプは人間の脳を変える」より転載)

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