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アスペルガー症候群で「アインシュタイン」を超える14歳のIQ170少年

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ジェイコブ・バーネットくんは2歳の時、中度から重度の自閉症であると診断された。医師は両親に、彼は一生会話をしたり、文を読んだりすることができない可能性が高く、また、ほぼ確実に「靴紐を結ぶ」などといった基本的な日常の活動を一人で行えるようにはならないだろうと告げた。

バーネットくんは現在14歳の大学院生で、量子物理学研究で博士号取得を目指している。BBCの報道によると、知能指数(IQ)170とされるこの少年は、いずれはノーベル賞を受賞するのではないかと予想する人もいる。

バーネットくんは、インディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス校(IUPUI)に10歳で入学し、そこですばらしい才能を発揮している

バーネットくんは、微積分学などの科目を大学生たちに個別に教えるチューターであり、また、すでに論文のある研究者でもある。

IQはアルバート・アインシュタインを超えていると推定されている。実際、「Time」誌の2011年の記事で、当時12歳のバーネットくんは、大学のクラスでしばしば首席になっていると紹介されており、いつかはアインシュタインの相対性理論を否定してみせると述べている。CBSの番組「60minutes」でのインタビュー動画は記事の冒頭で確認できる。

バーネットくんは、自閉症スペクトラムのひとつであるアスペルガー症候群という障害を持っているが、大学での多忙な活動以外に起業家活動も行っており、また著作にも熱心に取り組んでいる。

さらにバーネットくんは家族とともに、自閉症スペクトラムの子供たちがスポーツを行う「Jacob's Place」というチャリティー活動を運営している。そして、自分自身の体験を通して自閉症スペクトラムについての理解を広め、誤解や偏見をなくすための取り組みを行っている。

バーネットくんは2012年にニューヨークで開催された「TEDx Teen」でスピーチを行い、「わたしは、このような場所に来るようになるとは全く考えられていませんでした」と語った。「一生喋ることはできないだろうと言われていたのです。わたしがここでこうしているのを見て、ショックを受けているセラピストがどこかにいることでしょう」

母親であるクリスティン・バーネットさんは、ジェイコブくんはすべてを簡単にこなしているように見えるかもしれないが、決してそうではないと語っている。アスペルガー症候群を克服するために、毎日一生懸命努力しているのだという。

クリスティンさんは2013年4月、家族の体験を記した自叙伝『The Spark: A mother'Story of Nurturing Genius』(スパーク:天才を育てる母親の物語)を出版した。映画化も検討されているという。ジェイコブくんはこの本が、ほかの子供たちを勇気づけるものであってほしいと語っている。

以下のYouTube動画は2013年3月に撮影されたもので、「簡単な量子力学の問題」を解説しているところだ。

[US版で2013年5月11日に掲載した記事を翻訳しました]
[Dominique Mosbergen 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]

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