ニュース

ジマーマン被告の無罪評決に反発 全米各地で抗議デモ

2013年07月15日 23時09分 JST | 更新 2013年07月16日 00時35分 JST


黒人少年を射殺して殺人罪に問われた元自警団員のジョージ・ジマーマン被告(29)に無罪評決が下ったことに反発して、全米各地でデモが拡大している。オバマ大統領は7月14日、「穏やかな対応」を呼びかける声明を発表したが、事態は収まる気配を見せていない。

産経新聞では以下のように報じている。

抗議デモは、サンフォードやニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴなど全米各地で起きた。米CNNテレビによれば、カリフォルニア州オークランドでは、暴徒化したデモ参加者が警察車両や建物を破壊。ニューヨークでは、数千人に達したデモ隊の一部が警官隊と衝突し、逮捕者が出た。ロサンゼルスでもデモ隊が高速道路を封鎖し、警官隊がゴム弾を発射する事態となった。
(MSN産経ニュース 「無罪評決」に波紋広がる 米フロリダ州の黒人少年射殺事件 2013/7/15 21:21)

こうした運動の高まりを受けて、米司法省も連邦裁判所にジマーマン氏を提訴することを検討しているようだ。時事通信は以下のように報じている。

ホルダー米司法長官は15日、2012年2月にフロリダ州サンフォードで起きた黒人少年射殺事件について、人種差別に基づく「憎悪犯罪」(ヘイトクライム)禁止を含む公民権関連法の適用が可能かどうかを見極めるため、捜査を続けていくと強調した。
(時事ドットコム 黒人少年射殺、捜査を継続=「国民と懸念共有」-米司法長官 2013/07/16 08:14)

「人種のるつぼ」と言われる米国で起きた今回の事件。ジマーマン氏による殺人が正当防衛だったのか、それとも人種差別による物だったのか。米国民が納得できる結論はまだ出ていない。

関連記事

ジマーマン氏への無罪評決への抗議デモ