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遊戯王の主題歌でプロデビューをやめた理由〜歌い手と歌手の違いとは?

2013年11月02日 15時51分 JST | 更新 2013年11月02日 15時57分 JST
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ネットの「歌い手」 兼業クリエーターという選択

「ネットでは『歌手』と『歌い手』は違うってホント?」。はい、違います。でも、普通は分からないですよね。

4月、千葉・幕張メッセで開かれたニコニコ超会議。ニコニコ動画の人気コンテンツを展示するイベントで、ライブが開かれました。舞台で歌ったのは人気ジャンル「歌ってみた」の投稿者たち。約1万人の聴衆が熱い声援を送りました。彼らは「歌い手」と呼ばれます。

では、「歌ってみた」から、歌い手という言葉が生まれたのでしょうか?

「もっと古いです」と話すのは、「歌ってみた」の週刊ランキング動画を製作しているハンドルネーム「歌らん」さん。同人ゲームの音楽や、音声投稿できるボイスブログなどが発祥のようです。「歌手と歌い手の主な違いは、CDを出しているかいないか、商業活動をしているかいないか、だったようです」

代表的な女性歌い手のヤマイさんは、2006年ごろにボイスブログを開始、マイナスワントラック(自作曲のカラオケなどを公開するサイト)にも舞台を広げました。アマチュア作曲家と交流が生まれ、作詞も始めます。「すてきな曲を作る人がたくさんいて、自分の歌を聴いてくれる人がいる。本当に楽しかった」と話します。

そうした歌い手がニコ動誕生(06年)で集結し、音楽業界も注目しました。ヤマイさんにはCDデビューの話が舞い込み、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」主題歌の作詞と歌も手がけ、プロ(歌手)になるはずでした。でもそうはしませんでした。「仕事に責任が生じるのは当然ですが、歌い手としての自由な活動まで束縛されるようになった。それは望まなかったんです」

(朝日新聞デジタル 2013/11/1 17:11)

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(朝日新聞社提供) 




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