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くまモン「ライバルはミッキーマウス?」「自分自身」ストイックに回答

2014年02月14日 19時47分 JST | 更新 2014年02月15日 00時54分 JST
中野渉

超有名ゆるキャラ、熊本県の「くまモン」が2月14日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、「ライバルはミッキーマウス?」と聞かれると、「ライバルは自分自身。夢は世界中の人たちに幸せを届けることだもん」と語った。

熊本県によると、くまモンは2011年3月の九州新幹線全線開業をきっかけに生まれた。現在の肩書は熊本県の「営業部長」で、20数人の部下がいるという。2011年の「ゆるキャラグランプリ」の1位を獲得し、熊本県のPRに貢献している。

日銀熊本支店の発表によると、2011年11月~2013年10月までの2年間、くまモングッズの売り上げと観光客増加による経済波及効果は1244億円、パブリシティ(広告)効果は90億円だった。「これら経済効果は、県経済への影響、費用対効果等の観点からみて、相当大きいものと評価できる」としている。

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■「世界でも人気が出ると思う」

質疑応答の要旨は次の通り。くまモンの通訳は、熊本県くまもとブランド推進課の成尾雅貴課長が担当した。

――国内には2000ものゆるキャラがあるとされる。ほかのキャラとの差別化のためにどういう努力をしているのか。

いつも周りのみんなを喜ばせようと思っている。みんなに幸せになってもらうことが幸せだもん。

――夢はなにか。また、ライバルはだれか。ミッキーマウス?キティーちゃん?

(首を横に振って)ライバルは自分自身。夢は「くまモン体操」を踊って世界中の人たちに幸せを届けることだもん。

――ファンクラブはあるのか。また、海外のどの国でメッセージを発信したいのか。

ファンクラブは東京、大阪そして地元熊本にある。勝手連的に地域の人たちが作っているもん。海外は、公務員という立場上、公の場で特定の国を示すのは差し控えたい。

――熊本県にはクマが生存しないと聞いた。県にたった1頭しかいなくて寂しくないか。

多くのファンの皆様や、僕を支えてくれる県職員、知事がいるので全然寂しくないもん。

会見後に記者が、昨年末のNHK紅白歌合戦に出場した感想をくまモンに尋ねると、「念願がかなってうれしかったもん」と話していた。

会見に参加していたアメリカと日本の国籍を持つフリージャーナリストの久保アンジェラ絵梨香さん(21)は、ブログに英語で記事を書き、くまモンを紹介するという。「大きくて可愛くて、日本的。これから世界でも人気が出ると思う」と話していた。

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