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「全日展」架空人物だった受賞者が判明 主催者の前会長

2014年03月01日 02時00分 JST | 更新 2014年03月01日 02時10分 JST
Michael H via Getty Images

文化庁が後援する公募美術展「全日展」で知事賞受賞者が架空人物だった問題で、主催者の「全日展書法会」の前会長が受賞作品を書いていたことが明らかになった。2月28日に文化庁に報告するという。朝日新聞デジタルが報じた。

公募美術展「全日展」の知事賞受賞者が架空人物だった問題で、主催者の全日展書法会の前会長である書家(73)が27日、架空人物の受賞作品を自ら作ったことを朝日新聞の取材に明らかにした。



27日の取材では「私利私欲のためにやったことではない。全日展のためにやった。28日に文化庁には本当のことを説明する」と話した。



(朝日新聞デジタル「「架空作品、私が書いた」 全日展前会長、国に報告へ」より 2014/02/28 12:06)

全日展は、毎年1回開催。内閣総理大臣賞や外務大臣賞のほか、各都道府県の知事賞を出してきた。関係者によれば、架空の人物に知事賞を出したのは、この3年間で23県に及ぶ。応募のほとんどない県に、架空の名前で出展していたという。

架空の人物に知事賞を出していたのは2011年は15県、12年は17県、昨年は16県。この3年間で1回でも出したのは岩手、宮城、山形、福島、富山、岐阜、三重、滋賀、奈良、鳥取、島根、広島、山口、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島、沖縄の23県で、全て書道作品だ。



主催者は毎年7~8月に都道府県別の応募状況を確認。応募がほとんどない県について、作品を用意して架空の名前で出展し、知事賞受賞作品として展示していたという。



(朝日新聞デジタル「全日展、架空人物に知事賞 主催者が偽名で書道出展」より 2014/02/15 13:51)

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