ニュース

アメリカ南部住民を憤慨させる9つの地図

2014年03月09日 00時49分 JST | 更新 2014年03月09日 00時49分 JST

もちろん、南部には愛すべき点がたくさんある。きれいで静かだ。美味しい食べ物、素晴らしい人々、天候も快適であることが多い。だが、現在この地域が格闘している諸事情を考えると本当に悲しくなる。

まず最初に、南部の貧困率は非常に高い。

poverty map

Source: 米国農務省(USDA)

事実、南部では4人に1人の子ども達が貧困の中で暮らしている。アメリカの全国平均は5人に1人の割合である。

上記の地図では、赤は貧困率17.9〜22.8% 、オレンジが15.9%〜17.8%、薄オレンジが12.2〜15.8%、薄黄色が9〜12.1%を示している。ご覧の通り、高い貧困率を示す赤色が南部に多く見られる。

さらに、最低賃金が非常に低い。

minimum wage

key

Source: 米国労働省(Department Of Labor)

フロリダ州を除いて、南部の州には、米国連邦最低賃金である時給$7.25よりも高い州は皆無である。もちろん、多くの南部諸州における生活費は比較的安い。しかし、他州の生活費と比べて大幅に低いわけではない。例えば、オハイオ州やミズーリ州などは少なくとも最低賃金額を連邦基準よりわずかに高く設定している。南部諸州は、州内の最も貧しい市民に対して最低限の事しかせず、最低賃金を可能な限り低く抑えている。

さらに、南部住民は経済階層を上がる可能性が非常に低い。

mobility

Source: Equality Of Opportunity Project

アメリカンドリームを実現したいのであれば、南部へ移らないことだ。なぜなら、南部諸州は経済的流動性の水準が極端に低いからだ。上記の地図では、薄黄色が高い流動性を持つ地域を、赤が低い流動性を持つ地域を示している。

南部の貧困層の多くは手頃な価格の医療サービスへのアクセスを拒否されている。

map 2

Source: Urban Institute

オバマケアでメディケイド (州運営の低所得者向け医療費補助制度) を拡大することを選択しなかった諸州は、薄いグレーで示されている。

これらの州には大金がかかることになる。

medicaid

Source: The Huffington Post

この地図では、メディケイド拡大を拒否した19の州が、その結果として2022年までに失うことになる金額を示している (その他の州がすべて参加すると仮定した場合) 。

これは特に厄介である。なぜなら、南部は複数の健康危機を抱えているからだ。例えば、肥満である。

obesity

Source: 米国疾病予防管理センター(CDC)

肥満率は米国全体であまりに高い。しかし、南部で特に高い。

また、南部諸州は喫煙者率も高い。

smokers

Source: The Huffington Post

多くの南部州の喫煙者率は、米国内のどこよりも高い。ちなみに、多くの南部州のタバコに対する課税率は比較的低い。

さらに、十代の出産率が非常に高い。

teen births

Source: Zara Matheson + Atlantic Cities

この地図は、15歳から19歳までの女性の出産率を示している。濃い青は十代女性の出産率が1,000人あたり50人以上の州である。

もしかすると、上記すべての点が、一部の南部州が幸福度が国内最低である理由かもしれない。

happy map

Source: Gallup

Gallupによる最新報告「アメリカ人の幸福度」によるものである。これは、数千人のアメリカ人を調査し、6つの基準の平均値で州を順位付した。6つの基準は、寿命評価、情緒的健康、肉体的健康、健康的な行い、労働環境、水・食糧・住まいなどへの基本アクセスである。

[(English) Translated by Gengo]

gengo logo

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています