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上野千鶴子さん、山梨市の講演会が一転開催へ 「介護以外の話をしない」ことを確認

2014年03月17日 15時49分 JST | 更新 2014年03月17日 15時51分 JST
時事通信社

山梨県山梨市が、3月18日に予定していた、社会学者・上野千鶴子さんの講演会「ひとりでも最期まで在宅で」を中止した問題で、市が中止を撤回し講演会を予定通り開催することが17日わかった。朝日新聞デジタルが報じた。

市によると、中止が報じられた14日以降、市民から開催を求める意見が相次いだことから、市の担当者が望月清賢(せいき)市長に翻意を促し、一転、開催が決まった。担当者が16日夜、上野さんに電話で伝えた。その際、「介護以外の話をしない」ことを上野さんに確認し、同意を得たという。

望月市長は17日朝、朝日新聞の取材に対し「いろいろとうるさいのでコメントしない。結果をみて判断してほしい」と述べた。

(朝日新聞デジタル「上野千鶴子さん講演、一転開催 山梨市 開催要求相次ぎ」より 2014/03/17 12:54)

上野さんは、女性学、ジェンダー研究を専門とする社会学者で、この分野のパイオニアだが、近年は高齢者の介護問題にも関わっている。講演は「介護」をテーマに行う予定で、164人の参加希望があったが、過去の上野さんの発言や、「セクシィ・ギャルの大研究」などの著書タイトルを問題視した人から「公費で催す講演会の講師としてふさわしくない」という意見が10件ほど寄せられたのを受けて、2月の市長選で初当選した望月市長が中止を決めたという

これを受け、上野さんは15日、自身のブログにコメントを掲載。市側から中止の理由を「講演会当日の運営に支障を来す恐れがある」と説明されたことを明かし、具体的に脅迫や警告を受けていないのに中止するのは「過剰な自主規制」だと主張した。

また、「うえのは『過去の発言』について、天にも地にも恥じるところはありません。しかも以上の『過去の発言』のいずれも今回のテーマである『介護』には無関係です。それを理由に『中止』を決定するのは言いがかりとしか思えません」と述べ、予定通り18日に講演する用意があるとして、「山梨市の対応を18日当日までお待ちする」と記していた。

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