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政府専用機が「最後のジャンボ機」に 後継機はボーイングかエアバスか?

2014年03月24日 18時29分 JST | 更新 2014年03月24日 22時43分 JST
時事通信社

政府専用機として長く使われてきたジャンボジェットの後継は何になるのか。2014年内の選定に向けて、アメリカのボーイングとヨーロッパのエアバスの2社が受注に向けてしのぎを削っている。朝日新聞デジタルによると、後継機は、ボーイングの大型機777-300(長距離型)と、エアバスの最新型機A350の一騎打ちになる公算が大きいという。

羽田空港で発着し、天皇陛下や首相が外国訪問の際に使う政府専用機。全日空のジャンボ機(米ボーイング747―400)が今月末で退役すると、旅客用としては日本に残る最後の機体となる。その専用機も燃料効率がよくないといった理由で、政府は今夏にも後継機を選ぶ。世界の航空機メーカーの両雄であるボーイングと欧州のエアバスが受注に向け、しのぎを削っている。

(朝日新聞デジタル「政府専用機の後継は… 夏にも選定、2社がしのぎ」より 2014/03/24 15:33)

現在使用されている政府専用機は、1991年に米ボーイング社から受領したボーイング747-400型だ。「ジャンボ機」の愛称で親しまれた「ボーイング747」。全日空の機体が今月末で退役すると、この専用機が国内に現存する最後の旅客用の「ジャンボ機」となる。

政府が更新を決めたのは、整備を担う日本航空と契約期間が2018年に迫るためだ。夏にも機体の選定を終え、数年間かけて専用機向けに仕様を変更した後、2019年度に導入する。予備機を含めた2機分の購入費用として5年間で1355億円の予算を計上した。

政府専用機は、国賓の輸送だけでなく、2004年には北朝鮮による拉致被害者の家族が帰国した際や、2013年1月のアルジェリア邦人拘束事件で、被害にあった人たちが帰国した際にも使われた。防衛省が維持、管理をしており、自衛隊が運航している。パイロットと客室乗務員は航空自衛官で、花形業務として人気が高いという。

機体も特別仕様で、電子機器の性能アップを図り、「ハイテクジャンボ」のニックネームを持っており、約150人の乗客を運ぶことができる。国賓等の輸送の際には、2機の政府専用機が飛び、機内には「事務作業室」、「会議室」などがあり、記者団も同行し、機内で記者会見が行われることもある

■政府専用機の機体と内部

【訂正】当初の記事では政府専用機を「ボーイング747-700型」としていましたが、正しくは「ボーイング747-400型」です。お詫びするとともに、訂正いたします。(2014/3/25 02:25)

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