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4月1日生まれも「早生まれ」になる理由

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CHERRY JAPAN
TOKYO, JAPAN - MARCH 29: A close-up of some cherry blossom on March 29, 2014 in Tokyo, Japan. This is the first weekend after Japan's Meteorological Agency announced this year's Tokyo's cherry blossom season started. (Photo by Keith Tsuji/Getty Images) | Keith Tsuji via Getty Images
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4月1日から新年度となるのに、なぜ4月1日生まれは「早生まれ」扱いなのか、疑問に思ったことはないだろうか。4月1日生まれとと、4月2日生まれで学年が変わるのはなぜなのか。

教育基本法では、満6歳になった翌日以降で最初に迎える4月1日に、小学校に入学することになっている。

第十七条  保護者は、子の満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満十二歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。


(「学校教育法」より)

つまり、仮に2014年4月1日に満6歳となった場合は翌日以降の最初の学年の初め、つまり翌年、7歳の誕生日の2015年の4月1日に入学することになる。だがこれでは、4月1日生まれは同学年の中でも最も若い「早生まれ」ではないように思える。

では、なぜ4月1日は「早生まれ」になるのか。実は、「満6歳」の定義を定める「年齢計算ニ関スル法律」に、その秘密がある。この法律には「年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス」とあり、生まれた日を1日目と計算するため、満◯歳となるのは、誕生日の前日扱いになる。ここが誕生日を祝う日常の感覚とかけ離れており、わかりにくくなっている原因だ。

たとえば、2008年4月1日生まれの子供がいるとすると、2014年3月31日に出生から365日×6年、つまり満6歳を迎える。このため、2014年4月に入学できる。

一方で、2008年4月2日生まれの子供は、誕生日前日の2014年4月1日に満6歳となる。「満6歳になった翌日以降で最初に迎える4月1日に入学」なので、2014年4月2日以降の最初の4月1日、つまり2015年4月1日に入学、ということになるわけだ。

4月1日生まれと2日生まれ。たった1日で学年がひとつ変わる理由は、こうした法律の定めによるものだ。

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