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フジテレビ、中国とネットドラマを共同制作 日本のテレビ局初の試み

2014年06月16日 00時20分 JST | 更新 2014年06月16日 00時33分 JST

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フジテレビ、中国ネットドラマを制作 日本のテレビ局初の試み

フジテレビは16日、中国の動画配信会社・iQIYI(アイチーイー)とオリジナルインターネットドラマ『不可思議的夏天』を共同制作し、iQIYI(http://www.iqiyi.com/)で中国全土に無料配信すると発表した。今年1月、iQIYIでフジテレビ系連続ドラマ『僕のいた時間』などの配信を開始したことがきっかけで実現。日本のテレビ局が中国のネットドラマを制作するのは初めて。

日本語で“不思議な夏”という意味を持つ『不可思議的夏天』は、北京を舞台に15人の主人公たちが不可思議な世界に迷いこむ1話完結(全15話)のオムニバス形式。演出・プロデュースは、フジテレビ系ドラマ『医龍』『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』を手がけた久保田哲史氏。王伝君(ワン・チュアンチュン)ら、中国で人気と実力を兼ね備えた俳優を多く起用する。

その中で大トリの第15話「惑星欠片」の主演を飾るのは、日本の俳優・古川雄輝(26)。昨年、主演ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』(フジテレビONE TWO NEXT)が日本の放送と同時に中国で配信され、5000万ビューを超えるヒットを記録し人気が拡大。中国内でのSNSでフォロワー数100万人を超える注目度を誇り、今回、ドラマ主演以外に各話の案内役も務める。

「海外で育った僕にとってエンタテイメントで国がつながっていくことがとてもうれしかった」と古川。「僕自身も今回は、英語での芝居に加えて、初めて中国語での芝居にも挑戦しています。言語、国境の壁を越えて、現地スタッフの皆さんと一緒に作り上げた作品は、とてもすてきな作品に仕上がっていますので、中国に方々のみならず、今後、日本で見ることができる機会がありましたら、ぜひ日本の皆さんにも見ていただきたいです」と呼びかけている。

久保田氏は「パート1を大ヒットさせ、シリーズ化を目指していきたい。さらに中国での映画化も実現できれば、と思っています。今後は、既存のフジテレビドラマコンテンツを海外にそのまま販売するだけではなく、共同制作という形で世界中のマーケットにより深く参入することを目指していきたいと考えています」とコメント。

フジテレビでは「視聴可能人数13億人という中国国内市場だけではなく、北米や台湾・韓国などでの展開も考えている。また、決断力、行動力、成長のスピード、いずれにおいても急成長を遂げているiQIYIとフジテレビがタッグを組むことで、拡大し続けている日本の配信事業にも好影響を与えることは間違いない。今後は、このプロジェクトを足がかりに、フジテレビコンテンツの世界流通のチャンスを広げていきたい」としている。

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