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中国人の富豪、ニューヨークの貧困者に100ドル札を配る

2014年06月27日 21時53分 JST | 更新 2014年06月29日 18時21分 JST

ある中国人の富豪が今週、約束を果たし、自ら手本となって富裕層は貧困層に惜しまず与えるべきだということを示した。

チェン・グアンビャオ氏は、リサイクルビジネスで富を築いた大物実業家だ。彼は今月、ウォール・ストリート・ジャーナルとニューヨーク・タイムズに広告を出し、ニューヨークの貧しい人たちを無料でランチに招いて、セントラルパークのおしゃれなレストラン、「ボートハウス」で水曜に食事を振る舞うとしていた。

だがゲストに高級ランチを振る舞う前に、チェン氏は、他にもちょっとした贈り物を用意し、何も知らない通行人に配ったのだ。

ニューヨーク・ポストによると、火曜日、この大物はマンハッタンのダウンタウンにあるホームレスシェルター、「 ニューヨーク市救済ミッション」を訪れ、100ドル札を道行く人々に配ったという。

「私にとって重要なのは、お金を寄付することではなく、一般の人々に貧困者の苦境に対して目を向けてもらうことです。」チェン氏は通訳を介して同紙に語った。「私にとって、これは感謝の気持ちの追求であり、慈善の追求ではないのです。」

ニューヨーク市民の中には、怪しんで彼の差し出すお金を拒絶する人もいたが、大変に感謝する人もいた。

路上でギターを弾いていたデレク・ダッシャーの演奏を聴いたチェンは、彼にもお礼として100ドル与えることにした。

「私は希望と夢と1つのバッグを抱えてこの街に出てきました。」そう同紙に語るダッシャーは、最近フロリダからニューヨークに出てきたという。「この100ドルは、何とかちゃんとするまでの生活の助けになります。私は一文無しで、彼がくれた100ドルがすべてです。」

チェン氏はその後、水曜日に、シェルターにいたおよそ200人のホームレスをつれてセントラルパークでのランチに赴いた。NBCニューヨークによれば、その豪華メニューはマグロと牛ヒレ肉のセサミシード包みなどだったということだ。

この慈善家は、加えてニューヨーク市救済ミッションへの寄付も行っている。

ランチイベントではお楽しみの余興も忘れなかった。

チェン氏はゲストたちの前でマイケル・ジャクソンの有名な「ウィ・アー・ザ・ワールド」を披露した。

その突飛なパフォーマンスから、チェン氏のことを変わり者扱いする者もいるが、支持者の意見では、彼は虐げられた社会の人々にとって大いに必要な、希望をもたらしているのだ。

救済ミッションの事務局長、クレイグ・メイズはNBCにこう語る。「私たちは考えました。あっと驚くようなイベントに彼らを招待したいという人がいる。それは彼らが自分では決して経験する機会のないであろうようなもので、もしかしたら 人生が再び違ったものになるかもしれないという一つの希望を与えることだってできるかもしれない。それだったら話に乗ろうというわけです。それが私たちの目的なのです。」

[(English) Translated by Gengo]

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