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【絶版マンガ図書館】電子書籍サイトのJコミがリニューアル 赤松健さん「売れなくても平等に収録したい」

2014年07月10日 19時53分 JST | 更新 2014年07月10日 19時55分 JST
Kenji Ando

人気漫画家の赤松健さんが立ち上げた電子書籍サイト「Jコミ」が、7月11日に「絶版マンガ図書館」と改名し、大幅なリニューアルをすることになった。10日に東京都内で開かれた記者会見で赤松さんが明らかにした。

Jコミではこれまで、絶版漫画の海賊版がネット上に出回っている現状を打破するために、著者の許諾を受けて広告付きの電子書籍として配信してきた。広告収入は100%、著者に還元するのが特徴だ。赤松さんによると「他社のサービスとまぎわらしいことがあった」ため、より分かりやすい「絶版マンガ図書館」に改名することになった。

既存の約500作品はそのまま移行するが、電子書籍化して欲しい作品の情報を読者から募る「マンガ専門Wiki」を搭載するほか、2014年内には漫画の台詞を自動でテキスト化して、検索可能にする機能を盛り込む。より内容にマッチした広告を掲載できるほか、台詞を英語などに自動翻訳し、海外配信にも役立てるという。

2014年秋にリリースされるスマートフォン用アプリ「ハートコミックス」でも「絶版マンガ図書館」の漫画の多くが配信され、基本無料で読めるようになる予定だ。

赤松さんは「連載途中で打ち切られて単行本が出なかったり、最終巻だけ出ていなかったりする漫画も多い。そうした漫画を含めて、売れる売れないに関わらず、平等に収録する図書館のような存在にしたい。海賊版を完全に撃滅することが目標」と話していた。

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