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神木隆之介、内野聖陽が語る「おやじの背中」とは

2014年09月07日 00時11分 JST | 更新 2014年09月07日 00時11分 JST
時事通信社

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内野聖陽、おやじの背中は「なかなか乗り越えられない存在でした」

父と子をテーマに、10人の脚本家と10組の俳優を掛けあわせた1話完結全10話のTBS系ドラマ『日曜劇場 おやじの背中』(毎週日曜 後9:00)。きょう7日放送の第8話「父さん、母になる!?」は、井上由美子氏の脚本で、父親が「脱サラ宣言」したことで大混乱に陥る家族の物語。エプロン姿で奮闘する“主夫”を内野聖陽(45)が熱演する。就活中の息子を演じるのは子役時代から第一線で活躍する神木隆之介(21)。今作が初共演の二人にとって、「おやじの背中」 とは?

内野は「僕はすでにおやじを亡くしてますが、大きすぎてなかなか乗り越えられない存在でした」としみじみ。「今回、僕が演じるのは昭和初期にはよくいたおやじかな。自分の父親を思い出しながら参考にしてるところもありますね。口数は少ないんだけど、一言一言が重くて深い、みたいな。うちのおやじもそういう人でした」と話した。

一方、神木は「静かに外で戦っているイメージですね。一方、家ではピラミッド的に一番下にいるイメージ(笑)。(一番上は)母(笑)。二番目が子供で、最下位が父親。僕のイメージですが、『洗濯機に脱いだ服を一緒に入れないでよ』と言われたり、いじられてしまうんだけど、実は外ではとてつもない戦いを経験して家庭を支えている、それがあるから僕たちが平和にいられて父をいじれると思うんです。その状況があるのは父のおかげ。子供には弱いところは見せず、仕事のことは言わない。それが僕の思う“おやじの背中”です」。

今作は、大会社で出世中の一家の大黒柱が突然会社を辞めて“主夫”宣言することから始まる。父親のコネを頼ろうとしていた就活中の息子は大慌て。共働きの妻も家事との両立から出世の内示を断ったばかりだから、こちらも激怒。それならばなおさらのこと、妻のために主夫業に徹すると夫は決心する。

神木は「息子としてはバリバリ仕事ができる父を内心尊敬していたのに、主夫になってしまった。『やめてくれよ、僕の上に立っていてくれよ』というモヤモヤがすごくリアリティがありました。父にはどこかで僕より上にいてほしいんです。仕事がバリバリできるのでもいいし、趣味、たとえばスポーツとかがすごくうまい、でもいい。普段はダメな父親でも、どこかしら自分より上であってほしいと思います。勝てないなと思う部分を持っていてほしい。そこがすごく共感できました」。

主夫になれば、三食昼寝付きでテレビ見放題の生活が待っていると思っていたが、現実はそんな甘いものではなかった。掃除・洗濯・料理と初めてのことばかり、それ以上に高い壁は近所の主婦たちとの付き合いだった…。

エプロン姿も様になる内野は「父親と息子との溝が埋まっていく物語であり、夫婦間の距離が近づいていく話であり、おやじの再生物語でもある。この短い話の中で、とても大事なテーマがたくさん込められている」と、脚本の奥深さに感心する。「普段あまり見つめなかったお父さんの背中を改めて見つめ直したくなるドラマになるといいなと思います。男性にも共感してほしいし、女性にも父親や旦那さんをみつめるいいチャンスになればうれしいですね」と話していた。

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