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【マッサン】初週の視聴率好調、脚本家が明かす「"未知なるエリー"が踊りだした瞬間」

2014年10月09日 19時16分 JST | 更新 2014年10月20日 00時12分 JST
NHK「マッサン」公式サイト

玉山鉄二が主演し、アメリカの女優シャーロット・ケイト・フォックスがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「マッサン」の第1週「鬼の目にも涙」の週間平均視聴率が21.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことがわかった

ドラマは、ウイスキーの製造を学ぶために本場スコットランドへ渡ったマッサンこと亀山政春(玉山鉄二)が、2年の修業を終え、本場の技術と知識、そして妻のエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)を連れ、意気揚々と帰国するところから始まった。広島で代々日本酒の造り酒屋を営むマッサンの実家の母(泉ピン子)が「外国人の妻は認めません!」と大激怒。波瀾の幕開けとなった。

連ドラ初の外国人ヒロインとなったエリーは、「国際結婚」という言葉がなかった大正時代に、スコットランドで出会った日本人のマッサンと結婚。愛する夫とともに日本で、日本語や日本文化を学びながら、国産初のウイスキー製造の夢に向かって奮闘する。その真っすぐな姿は、Twitter上で反響を読んでいる。

王道ながら斬新なストーリーを手がけるのは、脚本家の羽原大介氏だ。映画『パッチギ!』や『フラガール』のヒット作で知られる。羽原氏は、あの夫婦やエリー像をどのように作り上げたのか。

NHK公式サイトのインタビューで、羽原氏は『国際結婚』っていう言葉が大正時代にはないことに「衝撃を受けた」を語っている。男尊女卑や亭主関白の風潮がある当時の日本。羽原氏は書きたい夫婦像を先に置くのではなく「いつも自分の中にふたりを同居させて一生懸命シュミレーションしながら考えるようにしている」という。

羽原氏は、エリー像について、ある程度の日本語が理解できる設定に決めたときが「分岐点になった」と振り返っている。

相当苦しんだのは、やはりエリー像です。最初は、まるで動物や宇宙人のように捕らえどころがなかったというか(笑)。実はずいぶん初期の脚本では、エリーはまったく日本語がしゃべれなかったんですよ。でも、それでは難しいとなって、スコットランドでマッサンからマンツーマンで徹底的に仕込まれたことで、ある程度の日本語が理解できる設定にしようと決めたのが最初の分岐点でした。

ふたつ目は、第1週でマッサンの母・早苗の厳しい態度を受け止めるところから始まり、最初は耐えてばかりだったエリーが、この先の第2週・第3週のシーンで感情をあらわにしていくこと。初めて感情を爆発させたことで、エリーがいっそう人間らしくなった気がします。

NHK連続テレビ小説「マッサン」より)

さらに羽原氏は、エリーの故郷・スコットランドを取材し、モラルのある親切な国民性を実感した経験が「素朴で正直で、どんな人にも親しまれるエリー像に反映されている」と語っている。

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