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佐村河内守氏のゴーストライター騒動が映画化 森達也監督「見方180度変わる」

2015年05月06日 22時55分 JST | 更新 2015年05月06日 22時55分 JST
ASSOCIATED PRESS
Mamoru Samuragochi speaks during a press conference in Tokyo, Friday, March 7, 2014. The man once lauded as "Japan's Beethoven" bowed repeatedly and apologized Friday at his first media appearance since it was revealed last month that his famed musical compositions were ghostwritten and he wasn't completely deaf. (AP Photo/Shuji Kajiyama)

作曲家として活動していたが、ゴーストライターを使っていた佐村河内守氏(51)の騒動が、映画化されることになった。日刊スポーツなどが報じている。オウム真理教をテーマにしたドキュメンタリー映画『A』のメガホンを取った、森達也監督(58)を起用し、すでに撮影が進められているという。

複数の関係者によると、撮影は昨年11月ごろから、都内や関東近郊などで極秘で進められている。佐村河内氏本人へのインタビューや、関係者への取材も同時に行われており、取材や撮影の範囲や期間がどこまで広がるかなど、詳細は不明だ。森監督独自の取材による映像に加え、ゴーストライターだったと認めた作曲家の新垣隆氏(44)の会見や、佐村河内氏の釈明会見などの映像も使用される可能性もある。現段階で、配給会社は決まっていないが、来年の劇場公開を目指しているという。

佐村河内氏ゴーストライター騒動が映画化 来年公開 - 映画 : 日刊スポーツ 2015/05/07 06:57)

佐村河内氏は聴覚障害を持ちながら、「交響曲第1番《HIROSHIMA》」などを制作。「現代のベートーベン」と海外メディアからも賞賛を得たほか、NHKのドキュメンタリーなどでも取り上げられた。しかし2014年2月、『週刊文春』が、佐村河内氏の曲は新垣隆氏がゴーストライターとして書いたものだと報道し、佐村河内氏もこれを認めたため、佐村河内氏は一気に「悪役」として扱われるようになった。

森監督は、こうしたこれまでの見方を変える作品になる、と示唆している。

森監督は、今回の作品について周囲に「佐村河内氏と新垣氏との関係や、2人に対する見方が180度ひっくり返るようなものになる」と話しており、日刊スポーツの取材にも「詳しい内容はまだ明かせませんが『関係がひっくり返るかもしれない』というのは、当たらずとも遠からずです」と答えた。その上で「善悪の問題だけでなく、騒動を報じたメディアの在り方やその意味などを問い掛け、社会的な問題もひっくるめた作品にできれば」と言うなど、新たな問題作として世間に提示しようと考えているようだ。

佐村河内氏ゴーストライター騒動が映画化 来年公開 - 映画 : 日刊スポーツ 2015/05/07 06:57)

佐村河内守氏の謝罪会見

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