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村田晃嗣氏、同志社大学長選で敗れる 安保法制賛成で学内から批判

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安保法制に賛成し、学内から批判を受けていた同志社大学の学長が、1期3年で退くことになる――。

同志社大学で11月6日、任期満了に伴う学長選挙があり、理工学部教授の松岡敬氏(60)が現学長の現学長の村田晃嗣氏(51)を破り、第33代学長に選出された47NEWSによると、投票できるのは同大学の教職員約930人。大学側は投票者数や両氏の得票数を明らかにしていない。

村田氏の専門はアメリカ外交、安全保障政策論で、村田氏は2013年4月、48歳で学長に就任。産経新聞「正論」の執筆メンバーだと報じられた。

2015年7月には安全保障関連法案を審議する衆院特別委員会が開いた中央公聴会に与党推薦で出席。中国の経済的・軍事的な影響力について触れ、「日米同盟の強化は理にかなったことだ」などとして、安保法案に賛成の意見を述べていた。

これに対して、松岡氏を含む同志社大教職員有志90名が、村田氏を批判する声明を発表。「村田教授は、憲法違反かどうかの判断を差し置いて、『国際情勢』の変化という観点から、法案に対して明確な賛意を議会の場で表明した」「国際情勢に対応しなければならないからといって憲法違反の法律を制定したとすれば、立憲主義の原則をないがしろにすることになる」「学術的というよりはむしろきわめて政治的な観点からの演説」などと批判した。

さらに、有志らは村田氏の発言が「国際政治学者としての個人の見解」だったことを認めながらも、マスメディアが、「同志社大学学長による安保法案への支持表明」などと報じたことを挙げ、「良心教育を基軸とした同志社大学のイメージを大きく損なう結果をもたらした」などと主張。村田氏が公的な場で安保法案支持を表明したことについて「心から恥ずかしく思います」などと記していた。

なお、松岡氏は1979年に同大工学部を卒業。近畿大助教授などを経て、1998年4月に同志社大工学部教授に就任。2010年4月~2013年3月には副学長を務めた。2015年4月からは同大学評議員。

matuoka
松岡敬(同志社大学・公式サイトより)

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