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ローマ法王がプレゼント交換したのは、アップルのティム・クックCEOだった

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1月22日、フランシスコ・ローマ法王とアップル社のティム・クックCEOが、非公式会談をした。

15分の会談で、2人は挨拶を交わし贈り物を交換したと報じられている

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贈り物を交換するローマ法王とクックCEO。2016年1月22日撮影。

ローマ法王は以前、自身がひどい機械音痴であると発言をしている。しかし、スタッフの助けを得ながらSNSを積極的に活用している。Twitterのフォロワーは850万人で、グーグル・ハングアウトを使って世界中の子供たちとチャットしたこともある。2015年には、iPadをオークションで売って、3万500ドル(約360万円)をウルグアイの学校に寄付した。

また、クック氏と会談した日には、5月8日の「カトリック教会・世界広報の日」に先駆けて、「EメールやSNSなどの現代のコミュニケーションツールは『神様からの贈り物』だが、意味のあるコミュニケーションになるかどうかを決めるのは、技術ではなく人の心や技術を自由に賢く使う能力だ」というメッセージを発表した。

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L'OSSERVATORE ROMANO/ASSOCIATED PRESS

ローマ法王は「個人や家族、グループをつなぐ架け橋」としてコミュニケーションツールを使うようにも求めている。今回の会談は、その架け橋の一つといえるかもしれない。

クック氏は2014年、フォーチュン500企業のトップとして、初めて自らがゲイであると告白した。当時ブルームバーグに掲載していたコラムで、プライバシーは大切だが一人で苦しむLGBTの人々のために何かしたいと思ってカミングアウトしたと述べた。

「私はゲイであることに誇りに思っている。神様が与えてくれた最高の贈り物の一つだ」とクック氏は書いている。

また、2015年にワシントンポスト紙に掲載されたコラムによれば、クック氏はバプティスト教会で育ち、信仰は常に大切なものだった。

「宗教が差別の理由になるとは、教えられたこともないし信じたこともありません」とクック氏は述べている。

カトリックの教義では、同性愛は罪だとされている。ローマ法王もその見方を変えていない。1月22日には、ゲイとレズビアンのカップルを認めるかどうかを決めるイタリア議会の投票に、はっきりと反対する姿勢を表明している

それでも、LGBTの人々と対話することには前向きだと、法王を弁護する声もある。2015年にアメリカを訪れた際には、ゲイのカップルと会っているし、疎外感を感じているスペインのトランスジェンダーの男性とも個人的に面談したと伝えられている

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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