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「殺人ダコ」と恐れられるヒョウモンダコが北上中。温暖化の影響か

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「殺人ダコ」の異名を持つ猛毒のヒョウモンダコ(写真)が、日本海を北上中だ。日本海の若狭湾沿岸で2015年秋から相次いで捕獲されていると、毎日新聞が報じた。

ヒョウモンダコは体長12cmほどの小型のタコ。唾液にフグと同じテトロドトキシンという猛毒を持っている。テトロドトキシンは同量の青酸カリの500倍から1000倍の毒性を持っており、わずか2〜3ミリグラムの摂取で死に至る。

青い輪のような模様が全身を覆っていることから「豹紋蛸」の和名がついた。日本大百科全書によると、かまれると嘔吐、けいれんをおこし、まれに死ぬことがあるという。太平洋やインド洋の温かい海に広く分布し、日本では相模湾、八丈島以南に生息すると言われている。


■海水温上昇で越冬が可能に?

日本近海では暖流に乗って北上していると見られ、これまであまりヒョウモンダコが見られなかった若狭湾でも、2009年以降は数年に1度の頻度で見つかっていた。

毎日新聞は、温暖化で越冬できる環境が若狭湾の入り江にできている可能性もあると指摘。1月までに計4匹を捕まえた地元漁師の本藤靖さん(54)の「海水温が上がり、取れる魚が変化している。南方から漂着したヒョウモンダコも越冬できる環境になっているのではないか」とする声も紹介している。

なお、デイリーポータルZで記者が食べた記述があるが、一般的なタコと同じ味だったという。非常に危険な行為なので真似しないで欲しい。

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