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2人の死刑を執行 大阪の女性5人殺害、福岡の連続保険金殺人事件とは

2016年03月25日 00時14分 JST | 更新 2016年03月25日 00時14分 JST

法務省は3月25日、死刑囚2人に対し、刑を執行した。時事通信などが伝えている。

2015年10月の岩城光英法相が就任してから、2015年12月18日以来、3カ月ぶり2回目。2012年12月の第2次安倍政権発足後では9回目で、計16人に執行された。

死刑を執行されたのは、女性5人の連続殺害の罪に問われた鎌田安利死刑囚(75)と、連続保険金殺人の罪に問われた吉田純子死刑囚(56)。

鎌田死刑囚は、1985年5月から1994年3月にかけて、大阪府内の当時19歳から45歳の女性4人を金銭トラブルなどから殺害。1987年には当時9歳の少女を誘拐、殺害し、身代金を要求した罪に問われた。

鎌田死刑囚は捜査段階で4件の殺人を認めたが、裁判では「殺害したのは知人で、実行犯ではない」などとして、殺人や身代金要求を否認した。しかし一審の大阪地裁、二審の大阪高裁とも鎌田死刑囚の犯行と認定し、2005年7月に最高裁が上告を棄却。死刑が確定した。

吉田死刑囚は、1998年1月と99年3月、同じ看護学校に通っていた元看護師3人と共謀。仲間の夫2人を昏睡させ、胃に洋酒を流し込むなどして殺害、保険金をだまし取った罪に問われた。一審の福岡地裁、二審の福岡高裁とも、吉田死刑囚が首謀的な役割を果たしたと認定し、2010年3月に最高裁が上告を棄却。死刑が確定していた。