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2016年04月04日 19時35分 JST

【女子中学生誘拐】容疑者、失踪マニュアル本参考に少女に手紙書かせたか

埼玉県朝霞市の少女(15)が2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐の疑いで県警に逮捕された寺内樺風(かぶ)容疑者(23)が、失踪願望を持つ人向けに書かれたマニュアル本などを参考にし、両親に宛てたメモや手紙を少女に書かせた可能性があることが、捜査関係者への取材で明らかになった。産経ニュースなどが4月3日までに報じた。

県警朝霞署捜査本部は寺内容疑者が少女の家出を偽装するため、書籍やインターネットなどで得た知識を悪用した可能性があるとみて捜査している。

捜査関係者によると、少女は「手紙を男に書かされた」「『私は捨てられた』と紙に書かされた」と話している。マニュアルは借金など何らかの事情で失踪したいと考える人向けで、警察の捜索を受けないためのノウハウなどが記載されている。
 
【埼玉失踪女子保護】「失踪マニュアル」参考か? 寺内容疑者が少女の家出偽装を図る - 産経ニュースより 2016/04/04 09:00)

事件では、少女が行方不明になった2014年3月10日、自宅のポストに「家も学校も休みたい。さがさないで下さい」と書かれたメモがあり、9日後には、少女が書いたとみられる手紙も届いていた。手紙は「チャットで知り合った人といる。元気に過ごしている。迷惑かけてごめんなさい。しばらくは帰らない」といった内容だったいう。

同様のマニュアルをまとめた本は複数出版されており、ある本には、自筆署名入りの「失跡の宣言」を記した書き置きが重要としている。日刊スポーツは次のように伝えた。

書き置きのポイントは、自分の意思で失跡することや、必ず帰ってくることを強調し、日付入りで署名することだとしている。こういった書き置きがないと、事件に巻き込まれた可能性が高いとして、警察がすぐに公開捜査を行うからだとしている。
 
寺内容疑者、家出偽装手紙は失踪マニュアル本参考か - 社会 : 日刊スポーツより 2016/04/04 09:25)

さらに、寺内容疑者が「(誘拐を実行する前に)複数回、車で現場付近を下見した」と供述していることが分かったと、毎日新聞などが4日に伝えた。県警は、寺内容疑者が入念な計画を立てて少女を誘拐したとみて調べているという。