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保育園「0歳一発勝負」はもう常識? 「保活」が年々エスカレート【図解】

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NURSERY JAPAN
JAPAN-EDUCATION-SOCIETY-CHILDREN, FEATURE, BY MIWA SUZUKI A mother pushes her bicycle carrying her daughter she picked up from a nursery school in Tokyo on March 19, 2010. Parents known as 'monsters' for their aberrant demands have been pushing nursery and school workers over the edge, so much so that some teachers killed themselves, in a nation with one of the world's lowest birthrates. AFP PHOTO / Yoshikazu TSUNO (Photo credit should read YOSHIKAZU TSUNO/AFP/Getty Images) | YOSHIKAZU TSUNO via Getty Images
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子供を保育園に入れるための「保活」は、年々エスカレートする一方だ。その一端が、ネット調査で明らかになった。

保育園・幼稚園向け写真サービス「はいチーズ!」を運営する「千」(本社・東京)が、主に首都圏の1都3県の利用者を対象にした調査で、保育園に子供を入れようとする年齢が年々早まり、出産前からの保活も年を追って増えていることが裏付けられた。

調査の概要は以下の通り。

保活の結果「希望通りの時期に希望通りの園に入れた」のは52.4%、時期や場所の希望が叶わなかったのは32.7%、「まったく入れなかった」人は7.1%だった。主に公立保育園に入るための点数加算を狙って、一時的に認可外保育施設などに子供を預けて就労していることにする人も2割近くいた。

satoda

調査を実施した「千」の広報担当、里田恵梨子さんも、子供を生後7カ月で保育施設に預けて職場に復帰した。

「多くの公立保育園は、0歳で預けられなかったらほぼ、その後の空きは出ません。私も『4月入園のときにうちの子は何歳だろう?』と逆算するところから始まりました。生後7カ月で預けることに『世間からどう見られるんだろう?』という罪悪感もありました」と振り返る。

「近所のママ友同士と情報交換しながら、希望する園を変えたり、一種の牽制のし合いでもありますね。結果を巡っても、ママ友同士で微妙な雰囲気になった。そんな自分の頃を思い出しながら、結果をまとめました。お金をかけてでも4月入園を目指すママたちの必死な雰囲気が伝わってきて、追い詰められているんだな、と感じました」

「子育て制度、保育制度について意見を」と尋ねたところ、自由回答でトップに来たのは「保育士の待遇改善」だった。「説明会の間に泣き叫んだりする子供を『迷惑』と思いかねない、今の保活の状況はゆがんでいる。待遇をよくすることで保育の質を上げることもできるし、保育所も増えて、年度にこだわらず、必要なタイミングで預けることができるようになる。ぜひ社会で考えてほしいと思います」

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