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「トランプ氏はイギリスで攻撃的な発言をしてもいい」J.K.ローリング氏、発言の真意は?

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PEN AMERICA
Author J.K. Rowling poses for a portrait while publicizing her adult fiction book "The Casual Vacancy" at Lincoln Center in New York October 16, 2012. REUTERS/Carlo Allegri (UNITED STATES - Tags: ENTERTAINMENT PROFILE SOCIETY PORTRAIT) | PEN America
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「ハリー・ポッター」シリーズの著者、J.K.ローリング氏が、アメリカ大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏の発言を快く思ってないことは明らかだ。彼を、ハリー・ポッターの悪役「ヴォルデモート以下の存在」と非難したこともある。

ところがそのローリング氏が、トランプ氏には「攻撃的な発言をする権利がある」、と彼を擁護する発言をした。

ローリング氏は、5月16日にニューヨークで開催された、ペン文学賞の授賞式に参加した。

言論の自由に貢献してきたことに対して「文学功労賞」を贈られたローリング氏は、受賞スピーチで2015年に起きた「トランプ氏のイギリス入国を禁止を求める署名活動」について触れ、こう述べた。

「トランプ氏の発言のほとんどは、人を不快にさせるものです。しかし彼がイギリスに来て、攻撃的で偏狭な発言をすることを、私は全面的に支持します。彼に言論の自由があるからこそ、私に彼を偏狭と呼ぶ自由があるのです」

攻撃的であるという理由で、トランプ氏のイギリス入国を禁止すれば、フェミニズムやトランスジェンダーの権利、選挙権を手にするために闘う人たちを、同じ理由で抑圧していいということになる、という考えをローリング氏は示した。

「攻撃的だという理由だけで、誰かの自由を奪おうとするならば、自分の気に入らない相手を、同じ理由で投獄や拷問、殺害する暴君と同じになってしまいます。これは、越えてはならない一線なのです」

言論の自由を守る活動に携わってきたローリング氏は、言論の自由を手にするために闘わなければいけない人たちもたくさんいる、与えられて当然と考えてはいけない、と話した。

ローリング氏のスピーチ(英語)はこちらから。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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