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フェルプスに勝ったジョセフ・スクーリング、8年前は王者に憧れる少年だった(画像)【リオオリンピック】

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リオデジャネイロ・オリンピック8日目の8月12日、競泳男子100mバタフライ決勝で、シンガポールのジョセフ・スクーリング(21)が50秒39のオリンピック新記録でフェルプスらを破り、金メダルを獲得した。シンガポール選手の競泳での金メダル獲得は史上初

フェルプスは、チャド・レクロー(南アフリカ)、ラースロ・チェー(ハンガリー)と51秒14で同着。3人並んでの銀メダル獲得となった。

■ジョセフ・スクーリングとは?

スクーリングは4歳で水泳を始めた。スポーツメディアESPNの記者がツイートした2008年の写真には、フェルプスの横で笑顔を見せるスクーリングのあどけない姿が写っていた。

スクーリングは8歳でプロの水泳選手になることを夢に決め、高校はアメリカに留学した。2012年、ESPNのドキュメンタリーでは次のように語っていた

「フェルプスは私の目標です。しかし、私も自分のキャリアを築きたいのです」

スクーリングは2011年、100メートルバタフライ(15〜16歳・短水路)のクラスで、フェルプスが持つ記録を抜いた。しかし、ロンドンオリンピックでは、いつも使用していたスイムキャップとゴーグルが規定外とみなされて使えず、スクーリングのタイムは落ち込んだ。

この時フェルプスは「何の問題があるんだ?」と、声をかけてくれたという。フェルペスは僕を抱き寄せてくれたと、後日スクーリングは明かした。

「フェルプスは言ったんです。私はまだ若く、そして、先は長いのだと。顔を上げ、やり続けよと言いました」

その後、スクーリングは2014年のアジア大会では100メートルバタフライで51秒76の大会記録をマークして優勝。2015年世界選手権100メートルバタフライでは3位に入賞した。

今回のオリンピックのレースの後、スクーリングは「今の気持ちを、何と表現していいかわからない」とコメント。「偉大な人々と一緒に泳ぐことができて、本当に幸せです」と語った。

フェルプスは試合後の記者会見で、スクーリングより自分に質問を浴びせる記者団を非難、「スクーリングのことを誇りに思う」と話した。そして、フェルプスは続けた。

「私自身が望んでいた、スポーツの扉を閉じる事ができる。それが、私が今、幸せだと思う理由だ」

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