【SMAP解散】年下3人の強い解散意志 スマスマ・紅白はどうなる?

SMAPが12月31日をもって解散することが14日未明、ジャニーズ事務所から発表された。その真相はどういったものだったのか。
The Huffington Post

国民的アイドルグループ「SMAP」が、12月31日をもって解散することが8月14日未明、ジャニーズ事務所から発表された。その真相はどういったものだったのか。各紙の報道を紹介する。

事務所によると、メンバーと事務所は2月から活動について複数の協議を重ねていた。8月に入ってからは事務所がグループ活動休止も提案したが、メンバー数人から「休むより解散したい」と申し出たという。

スポニチは「香取が強く解散望む 中居は木村と対立も解散想定せず」との見出しで伝えた。解散はわずか2日間で決まったという。

「休むなら解散したい」と強く希望したのは香取。関係者は「元マネジャーの女性と一緒につくり上げられないSMAPは、もはやSMAPではないという思いに突き動かされたとしか考えられない」と推し量る。温度差はあるものの異論はない草なぎと稲垣吾郎(42)も反対はしなかった。

一方、木村との対立が顕在化していた中居正広(43)だが、実は「解散は想定していなかった」(関係者)。ニュートラルな立場で今まで通り活動を続けることで「グループ存続の可能性を探っていた」(同)という。その場にいなかった木村とともに“多数決”に押される形で、11日には解散が正式決定した。

SMAP解散の内幕 香取が強く解散望む 中居は木村と対立も解散想定せず ― スポニチ Sponichi Annex 芸能より 2016/08/14 07:40)

デイリースポーツは「わが子のように育ててきたジャニー喜多川社長でもSMAPの解散を止めることができないほど、心の溝は深いものだった」とし、さらに「年下3人が示した解散意志を年上2人も覆す気力がないほど、SMAPは疲弊していたようだ」と解説する。

サンスポは、香取と木村との間に確執があったと指摘。事務所側はツアー開催をメンバーに打診したが、「2008年以降、SMAPのライブ演出を担当する香取が開催を頑なに拒否。ジャニー社長の説得にも応じず、25周年ツアーは幻となった」と報じた。

■スマスマ「年内終了で調整中」

メンバー5人は既に事務所との契約を2016年9月から1年間更新しており、2017年以降はソロで活動する。個別活動についてスポニチは、リーダーの中居が司会業を中心に、ほか木村、草彅、稲垣が俳優業を中心に活動するとの見方を示す一方、香取については「以前から絵画やファッションなどアート方面にも才能を発揮しており、将来その道に進む可能性を指摘する人もいる」と紹介している。

また、SMAPが解散にすることに伴い、グループ唯一のレギュラー番組であるフジテレビ系「SMAP×SMAP」も年内終了で調整中であると、日刊スポーツは伝えた。「目に見える亀裂に対し、番組スタッフは『メンバー全員でのトークが成立しない。番組が成り立たない』と頭を抱えていたという」と実情を記している。

SMAPは、大みそかのNHK紅白歌合戦に2015年まで23回連続で出場している。日刊スポーツは「今年も出場が確実視されており、紅白がSMAP最後の活動の場になる可能性が高い」との見方を示した。しかし、スポニチは「紅白歌合戦にSMAPが出場する可能性は『100%ない』という状況」と報道。7月の音楽特番も出演を辞退しており、現状では5人がそろって歌を披露することは考えにくいという。それを救う「最有力候補」として同じジャニーズ事務所のKinki Kidsを挙げ、「『人気、実績はもちろん、タイミングも完璧』(NHK関係者)と初出場は間違いない状況だ」との見通しを伝えている。

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