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Amazon1時間以内配達に賛否両論 「ブラックがまた増える」「便利と労働環境は別の問題」

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イメージ写真 | AFP時事
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ネット通販のアマゾンジャパンは11月15日、注文から1時間以内に商品を配送するサービス「Amazon Prime Now(アマゾンプライムナウ)」の対象エリアを拡大し、東京23区の全域でサービスが利用できるようになる。

15日の変更で追加されたのは、中野、豊島、北、板橋、練馬の6区。890円(税込)の配送料で1時間以内に届けてくれるサービス「1時間以内配送」と、2時間単位で配送時間を選べるサービス「2時間便」の2種類を選ぶことができる。

合計金額が2500円以上、Amazonプライムなどの会員であることが条件で、専用のスマホアプリから注文ができる。

■賛否両論

サービスが発表されるとTwitter上には「これ以上便利にならなくても良い」という意見が投稿され、賛同する人々による配送業者の労働環境の悪化を懸念する意見が相次いだ。

一方、「便利なサービスと、過酷な労働を強いられるのは別の問題」や「現在は過渡期でいずれ自動化される」との意見も。

■宅配大手が撤退するアマゾン通販

フジサンケイビジネスアイによると、2000年にアマゾンが日本に進出した際には、配送を日本通運の「ペリカン便」が引き受けていた。それを佐川急便、ヤマト運輸が引き継いだが、佐川急便は2013年4月にアマゾンとの取引のほとんどをやめた。

数量の変動が大きく、時間指定を含めサービスの要求水準が高い一方で、対価は極めて低かったからだという。

佐川の撤退後、アマゾンの配送のほとんどをヤマト運輸が手がけている。

NHKによると、ヤマト運輸の横浜市内の支店では、従業員に賃金の一部を支払っていないなどとして、労働基準監督署から8月25日付で是正勧告を受けていた。

弁護士ドットコムによると、30代の元セールスドライバーの男性は記者会見で「ヤマトがAmazonの荷物を取り扱うようになり、体感では荷物が2~3割増えたが、人手が足りていない。現場は本当に苦しんでいます」と運送業界の苦境を訴えたという。

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危機に瀕するアマゾン
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