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イスタンブールのナイトクラブ銃乱射事件、死者数が39人に 犯人の捜索続く

2017年01月02日 00時48分 JST | 更新 2017年01月02日 00時48分 JST

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応急処置の救急隊員たちが負傷した女性を搬送する。

トルコの最大都市イスタンブールのナイトクラブ「レイナ」で1月1日未明に発生した銃乱射事件で、少なくとも39人が死亡し、70人近くが負傷した。トルコの警察当局は犯人の行方を追っているが難航している。

事件当時の様子をとらえた映像を見ると、クラブ外に止められていた車に弾痕がつく様子や、銃乱射の実行犯が襲撃する際に武器を所持している様子が見られる。

新年を祝うイベントの最中に無差別に銃が発射され、少なくとも39人が殺害され、現場から逃走する前に多くの人が負傷した。最新の情報によれば、襲撃した犯人はサンタクロースの格好をしていたとみられる。

ドアン通信が入手した監視カメラの動画で、クラブ内にいる犯人の特定を急いでいる。

監視カメラの映像では、犯人が発砲した後、現場付近を徘徊していたことが確認できた。

もう1つの監視カメラの映像によると、犯人がクラブ内を歩きながらジャケットを着替えたとみられる。

事件を目撃したウクライナ人女性ナターシャ・ボルノワさんが、レイナで行われていた深夜のイベントの動画を投稿した。

ボルノワさんは、背後からきた加害者を見て、銃撃が始まる前の動画をアップロードした、と語った。

犠牲者には外国人も含まれており、各国の外務省とその関係筋によると、18歳のイスラエル人女性、インド人3人、レバノン出身の26歳の男性、ベルギーからの観光客1人の死亡が確認されている。

ビナリ・ユルドゥルム首相によると、負傷者のうち 3人が重体だと述べた。

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「2017年が幕を開けた1時間のうちに発生した、イスタンブールのオルタキョイ地区でのテロ攻撃を強く非難する。外国からの観光客を含め、命を落とした人々に哀悼の意を表明する」と述べた。

「レイナ」は地元出身の歌手や俳優、スポーツ選手などといった有名な人々が頻繁に訪れる有名なクラブで、事件当日もおよそ600人がイベントに参加していた。銃撃がおさまり、静かになった後にショックをうけた被害者たちが現場から逃れてきた。

当局は事件後すぐにテロ攻撃だと断定したが、犯行声明は出されていない。トルコ当局は、犯人の正体や動機についてのコメントを控えた。

NATOの一員であり、アメリカとパートナー関係にあるトルコでは、2016年にテロ事件が30件以上発生している。今回のテロ事件を受けて、トルコがシリアとイラクを拠点にするISなどイスラム過激派への攻撃を強める可能性もある。

トルコでは2016年、イスタンブールだけで3回テロ事件が発生し、当局はISのテロだと非難した。7月にはクーデター未遂が発生し、南東部では反政府クルド人との紛争が再燃している。

ハフィントンポストUK版より翻訳・加筆しました。

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