稲田防衛相に異例の警告「答弁が長い!」⇒強制的に打ち切られる

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(イメージ画像)稲田朋美防衛相 撮影日:2017年01月30日 | 時事通信社
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2月2日の衆院予算委員会で答弁した稲田朋美防衛相に対し、浜田靖一委員長(自民党)が「(答弁が)長い」「あんまり長いと止めますよ」と再三注意した上、答弁を強制的に打ち切る場面があった。

この日の予算委員会では、共産党の笠井亮議員が、2016年12月に発生したアメリカ軍の新型輸送機オスプレイの不時着事故に関して稲田防衛相に質問した。

笠井氏は、不時着事故から6日後にオスプレイの飛行再開したことについて「米軍に言われるまま再開を認めた」と追及。

その上で笠井氏は、「オスプレイが万が一、事故を起こした際には、沖縄で全基地撤去運動につながりかねない」と分析した防衛省が過去に作成した内部文書を示し、「そうなったら大変だと懸念し、アメリカに言われたまま飛行再開を認めただけでは」と質した。

これに対し稲田防衛相は、「防衛省でも要因を分析し、米軍が対策を幅広く取っていることを確認した」とした上で、「防衛省の分析と評価を8つの項目に分けて具体的に申し上げる」と述べ、答弁書を読み上げ始めた。

ただ、これは質問に対する直接の答えではなかった。稲田防衛相が1から8までの項目を順番に読み上げ始めると、浜田晴一委員長が数回にわたって「簡潔に願います、大臣」と注意。

その後も答弁を続ける稲田防衛相に、「大臣長い!あんまり長いと止めますよ」と警告。それでも稲田防衛相が答弁書を読み上げ続け、「最後に…」と8項目目に入ろうとすると、浜田委員長からは「『最後に』はいらない!」と、異例の諫言まで飛び出した。

稲田防衛相の説明が途切れたところで、浜田委員長は「はい、そこでやめましょう大臣。ひと言申し上げます。質問に対して答えてください。終わります」と稲田氏に苦言を呈し、答弁を強制的に打ち切った。稲田防衛相の答弁は5分近くにわたった。