生理はまだ、世界中で口に出しにくい「タブー」(調査結果)

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(GOODSHOOT VIA GETTY IMAGES)

世界の約半分の人が経験しているにも関わらず、生理は未だに「恥ずかしいもの」「嫌なもの」と見られている。

女性の健康管理アプリ「Clue」とNGO「国際女性健康連盟(International Women’s Health Coalition)の共同調査によってわかった。

この調査では、190カ国の9万人の女性を対象に、「生理が各国でどのように受け止められているか」を調べた。

その結果、多くの国で生理はまだベールに覆われたタブーであり、秘密の存在だという実態が明らかになった。

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Clueと国際女性健康連盟の共同調査

たとえば、86%の女性は「生理について女性に気軽に話せる」と答えたが、「男性の友人や同僚とオープンに話せる」と答えたのは34%だった。中でも、「男性とオープンに話せる」と答えたの人の割合は、ロシアでは14%、日本では12%と、かなり低かった。

また、生理を意味する5000以上の婉曲表現が存在していることもわかった。英語では「フローおばさん」「月のもの」、スウェーデン語では「コケモモの週」、フランス語では「イギリス人が上陸した」といった具合だ。

生理が、普段の生活を制限している実態もわかった。生理中だと知られるのが嫌で、学校や仕事を休んだり、予定をキャンセルしたりしたことがある人は、全体の17%いた。また、ブラジルとオーストラリアでは、4人に1人が予定していた活動をキャンセルした経験があった。

生理が始まることを事前に教えてもらっていた人は、全体の82%だった。しかしロシアでは75%、ベラルーシでは69%の人が、生理について十分に教えてもらっていおらず、国によって、きちんとした教育が行われていないこともわかった。

国際女性健康連盟の代表フランソワーズ・ギラード氏は、プレスリリースの中でこう述べている

「発展途上国に住む多くの女性や女の子たちが、生理用品を手に入れられない、トイレがなくて学校にいけないと、といった様々な困難に直面しています。そこに、正しい性教育を受けられず、自分の身体にどんな変化が起きるのかを理解していないという問題が加わって、状況を悪化させています。女性や女の子たちが、性と生殖、そして人権についての知識を得られるよう、私たちは行動を起こさなければいけません」

ハフィントンポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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