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「人工知能に人間の職は奪われる」テスラのイーロン・マスク氏、ベーシックインカムが必須と語る

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電気自動車メーカー「テスラ」と、民間宇宙企業「スペースX」CEOのイーロン・マスク氏は2月13日、ドバイの「ワールド・ガバメント・サミット」で、「今後自動化で仕事が失われていくことを考えると、普遍的なベーシック・インカム(就労や資産の有無にかかわらず、すべての個人に対して生活に最低限必要な所得を無条件に給付する)が近い将来必要になるだろう」と語った。

「これからは、人間がロボットに勝る仕事はますます少なくなる」とマスク氏は語った。「これは、私がそうなってほしいと思う希望ではなく、おそらく現実になることだ」

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太陽光発電企業「ソーラーシティ」のインサイドエネルギーサミットで講演するソーラーシティ会長兼テスラモーターズCEOエロン・ムスク氏、2015年10月2日ニューヨーク、マンハッタン

テスラの電気自動車や、民間宇宙飛行計画のスペースX、それに太陽光発電会社のソーラーシティの背後にいる男は、将来職が減ったらどうすべきかという質問を提起した。

ビジネステクノロジー誌「ファスト・カンパニー」は「普遍的なベーシック・インカムが必要になるだろう」という彼の言葉を引用した。

マスク氏は、政府支出でまかないきれないだろうというベーシック・インカムへの反対意見への解決策を語った。マスク氏は、自動化で生産性が上がれば経済が豊かになるので政府支出で対応できるという。

「商品やサービスの生産性が極めて高くなるだろう。自動化のおかげで豊かになると、ほとんど全てのモノの値段が極めて安くなりる。私は、普遍的なベーシック・インカムは必要になると思う」と、マスク氏は語った。

マスク氏は、「ジャナス・キャピタル・グループ」の著名投資家ビル・グロス氏やIT大手「ドイツテレコム」CEOのティモテウス・ヘットゲス氏といったベーシック・インカム支持者たちに名を連ねる。

マスク氏は、ベーシック・インカムの本当の問題は金ではなく、生きがいを見出すために人々の考えをどう変えるかだ、と言う。

「多くの人たちは職に自分の生きがいを見つける。あなたの労働が必要とされなければ、あなたの存在意義は何か? 役に立たないと感じるだろうか? これは非常に難しい問題だ」

■ 人間の脳と人工知能が統合?

マスク氏の話はベーシック・インカムに留まらず、さらに遠い将来を見据え、人間は最終的に人工知能(AI)と統合しなければならないと提案した。

マスク氏は、人間が無関係な存在にならないようにするために、機械の速度で通信できる方法でAIと統合する必要があると言う。

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SpaceXのCEOイーロン・マスク氏、宇宙船「ドラゴンV2」の発表後に講演。2014年5月29日、カリフォルニア州ホーソーン (Photo: Reuters/Mario Anzuoni/File)

「脳に対する高帯域幅インタフェースは、人間と機械の知性の共生を助け、おそらく制御問題と有用性の問題を解決するだろう」と、マスク氏は語った。

マスク氏がベーシック・インカムに言及するのはこれが初めてではない。CNBCによると、彼は、人工知能技術と人間の脳との間のインターフェースとして機能させることを意図した「ニューラル・レース」に取り組んでいる。

ハフィントンポスト・カナダ版より翻訳・加筆しました。

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