NEWS

モスルの空港、イラク軍がISから奪還 制圧は長期化か

2017年02月23日 23時21分 JST | 更新 2017年02月23日 23時29分 JST
Martyn Aim via Getty Images
MOSUL, IRAQ - FEBRUARY 23: Iraqi Emergency Response Division (ERD) soldiers advance on the Islamic State occupied Mosul Airport in west Mosul, part of the offensive to retake the city some two years after it fell to the hardline jihadist group, February 23, 2017. Iraqi forces encountered stiff resistance with improvised explosives, heavy mortar fire and snipers hampering their advance before they successfully took the airport. (Photo by Martyn Aim/Getty Images)

イラク軍が、過激派組織IS(「イスラム国」)が支配する大都市モスル南部にある空港を奪還したと、CNNなどが報じた。

CNNによると、イラク連邦警察などは、ドローンや重砲隊などを駆使し、複数箇所から空港を急襲。攻防戦は数時間で完了した。空港は2014年からISの支配下にあり、大部分が破壊されていた。コル・アブドゥル・アミル・モハメッド司令官は「空港はイラク連邦警察が完全に制圧した」と語った。

イラク連邦警察による空港の奪還は、困難で流血を伴うと予想されるモスルからのISの完全追放に向けた戦いにとって、幸先のよいスタートとなった。

空港は、イラク軍が重要ターゲットに定めるモスルの中で大きな面積を占めており、南西部から中心部への拠点となる。空港の制圧により、イラク軍はチグリス川の西側を初めて支配下に置いた。

これに先立つモスル東部の制圧では、作戦完了までに100日間を要し、多くの犠牲を伴った。23日にバグダッドに到着したアメリカ中央軍トップのゲン・ジョセフ・ボータル氏が、500人の死者を出し、3000人が負傷したことを明らかにしたと、ニューヨークタイムズが伝えている

モスル西部の制圧には、時間がかかる見通しだ。


■関連画像集「モスル奪還作戦」

モスル奪還作戦


【※】スライドショーが表示されない場合は→こちら