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『美女と野獣』ロシアで16禁指定に エマ・ワトソンは「曖昧さ、私は大好き」

2017年03月12日 22時49分 JST | 更新 2017年03月12日 23時36分 JST
©2017 Disney Enterprises Inc. All Rights Reserved.

ロシア政府は3月7日、エマ・ワトソン主演のディズニー新作映画『美女と野獣』について、16歳未満の鑑賞を禁止すると発表した。AFP通信が報じた。同作についてはロシアの与党議員が、「同性愛の宣伝活動」に当たるとして、同作の国内上映を禁止するよう求めていた

AFP通信によると、ロシア文化省報道官が『美女と野獣』が16歳以上の年齢制限付きで公開されると発表した。ディズニーのロシア法人もこれを事実と認めたという。

■ディズニー映画で初めてゲイのキャラクターが登場

『美女と野獣』の実写版は、ディズニー映画で初めてゲイのキャラクターが登場するほか、ラブシーンがある。ロシアでは3月16日の公開を予定しており、日本では4月21日に公開される。

ビル・コンドン監督は英紙アティテュードのインタビューで、作中に登場する悪役キャラ・ガストンの子分ル・フウのキャラクターについて、「ある日はガストンになりたいと思い、別の日は彼にキスをしたくなったりと、何を求めているのか分からなくなる」と説明している。

ロシアは2013年、「同性愛の宣伝活動」を未成年に広めることを禁じる法律を制定した。同性愛を「非伝統的な性的関係」と表現し、子どもが耳にする場で、同性愛者の権利や関係について公に発言することを禁じた。この法律をめぐっては国際社会から非難が巻き起こり、人権団体や国際ゲイコミュニティーの批判の的となっている。

■主演のエマ・ワトソン、「曖昧さが大好き」

同作で主演を演じたワトソンは、シリウスXMラジオのインタビューで、ゲイのキャラクターとして登場するル・フウについてこう語っている。「映画を観る人たちには、ル・フウとガストンの間に何か特別なラブストーリーがあると思ってほしくないの」

「そんなにはっきりしたラブストーリーがあるわけじゃないの。すごく捉えづらいもので、観ている人が『ル・フウはガストンを好きなの?それとも違うの?』ってわくわくなってしまうようなキャラクターとして描かれているの。それって楽しいことだと思う。そういった曖昧さが、私は大好き」

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主演のエマ・ワトソンとダン・スティーヴンス。

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同作に登場するガストンとル・フウのキャラクター画像。

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