【熊本地震】熊本城の石垣、一面にずらりと 震災から1年、復旧へ工事本格化

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熊本地震で崩れた石垣は、修復のため城内の広場に並べられている=2017年4月13日午前10時34分、熊本市の熊本城、朝日新聞社ヘリから、森下東樹撮影 | 朝日新聞社
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熊本城の石垣、復旧へずらり 地震から1年、工事本格化

 熊本地震から14日で1年。被災し大きく傷ついた熊本城では、ようやく本格的な復旧工事が始まりつつある。熊本市は全体の復旧に20年かかると見込む。

 熊本城は、城内の13の重要文化財と20の復元建造物の全てが被害を受けた。「武者返し」と呼ばれる反り立った美しい曲線で知られる石垣は、約50カ所が崩れたとされ、崩落した石材の一つひとつが城内の広場に集められ並べられている。今後、元の位置を特定して積み直される。2019年までの復旧をめざす天守閣周辺では3月に大きなスロープが設けられ、重機が行き交う。夏には全体がシートで覆われるという。

 復興に向けて県内外から寄せられた寄付は8億5千万円を超えた。熊本城総合事務所の野本達雄副所長は「地震前の姿に戻っていく過程も見てもらいながら、復興への思いを共有したい」と話した。(池上桃子)

(朝日新聞デジタル 2017年04月14日 00時58分)
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(朝日新聞社提供)