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ローマ法王、爆弾MOABの名前を批判 どういうこと?

2017年05月07日 15時19分 JST | 更新 2017年05月07日 15時19分 JST
POOL New / Reuters
Pope Francis stands following a meeting with President of Switzerland Doris Leuthard at the Vatican May 6, 2017. REUTERS/Andreas Solaro/Pool

ローマ法王フランシスコは5月6日、アメリカの大規模爆風爆弾(MOAB)のネーミングを批判した。「母」と言う言葉を凶器に関連して使用すべきではないためだという。ロイターなどが報じた。

MOABの正式名称はGBU-43。Massive Ordnance Air Blast(大規模爆風爆弾)を略してMOABと呼ばれる。全長9メートル、直径1メートル、総重量10トンの超大型爆弾で、核兵器を除くと米軍が保有する爆弾の中では最大級。最強の破壊力を持つとされることから「Mother Of All Bombs(全ての爆弾の母)」とも呼ばれる。

MOAB

公開されたMOABの写真(撮影時期は不明)

ローマ法王は5月6日、バチカンで学生らに「私はこの名前を聞いたとき、恥ずかしかった」と演説。「母親は命を与えますが、この爆弾は死を与えるもの。なのに私たちはこの兵器を母親と呼んでいるのです。どういうことでしょう?」と訴えた。

アメリカ空軍は4月13日、アフガニスタン・ナンガハル州のIS (イスラム国)の拠点をMOABで攻撃。アメリカ最大の非核爆弾が実戦で使われたのはこれが初めてのことだった。