同性愛者を「みだらな行為」として韓国軍内で処罰 参謀総長、人権団体の追及に逃げ出す

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韓国陸軍の通常軍事法院(軍事裁判所)は24日、同性愛者であるA大尉に有罪判決を下した。事件の発端となったのは、陸軍の張駿圭(チャン・ジュンギュ)参謀総長が「同性愛者を探し出せ」と指示したことだ。陸軍の中央捜査団は、ゲイ向けの出会い系アプリを使っておとり捜査を行ったと、軍内の人権問題を扱うNGO、軍人権センターが記者会見で明らかにしている。

張参謀総長は、ハワイで行われたアジア太平洋地上軍フォーラム(LANPAC:Land Forces in the Asia Pacific)からの帰り、仁川空港で、性的少数者のグループ「性的少数者差別反対レインボー・アクション」のメンバーに囲まれ、激しい抗議を受けた。

軍人権センターのイム・テフン所長によると、張参謀総長が出口に現れたのを見たメンバーは、横断幕を張り出しシュプレヒコールを叫んだ。それを見た張参謀総長は2階に逃げた。メンバーが追跡すると、張参謀総長は3階のVIPルームに逃げ込んだ。

聯合ニュースによると、張参謀総長がVIPルームに逃げ込む過程で、警護官、抗議者、取材陣の間で激しいもみ合いが起きた。張参謀総長が手で払い除けたカメラが壊れた。張参謀総長は、VIP駐車場で待機していた車に乗って空港を抜け出したという。

オーマイニュースによると、張参謀総長は「同性愛者を探し出せと指示したのか」と質問した記者の手を掴むなどの暴力を振るった。

(翻訳:植田祐介)

ハフポスト韓国版より翻訳しました)

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