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トランプ大統領の私的ツイートを「ホワイトハウス公式」っぽくするbot爆誕。意外と役立っている模様 その理由は

2017年06月06日 19時59分 JST | 更新 2017年06月06日 20時00分 JST
Kevin Lamarque / Reuters
U.S. President Donald Trump announces his decision that the United States will withdraw from the landmark Paris Climate Agreement, in the Rose Garden of the White House in Washington, U.S., June 1, 2017. REUTERS/Kevin Lamarque TPX IMAGES OF THE DAY

アメリカのトランプ大統領によるツイートを、すべて「ホワイトハウスの公式プレスリリース風」にするアカウントが登場した。

アカウント名は「Real Press Sec.」(真の大統領報道官)。自己紹介欄には「トランプ氏の公式アカウントによるツイートを5分おきに確認し、正しい『大統領声明』フォーマットに変換する」と記されている。

そうだ、我々には本当に危険な国々に対する旅行禁止令が必要なのだ。ポリティカリー・コレクトな(政治的に正しい)言葉は、国民を守るのに役立たない!

このツイートが…

「そうだ、我々には本当に危険な国々に対する旅行禁止令が必要なのだ。ポリティカリー・コレクトな(政治的に正しい)言葉は、国民を守るのに役立たない!」(大統領による声明:ホワイトハウス報道官事務所 プレスリリース 2017年6月5日)

こうなる。

■発案からわずか5時間で実現

同アカウントは、バラク・オバマ前大統領時代のホワイトハウスで報道担当を務めたパット・カネイン氏が発案。技術者でアクティビストのラッセル・ニース氏がわずか5時間で実現した。

カネイン氏「トランプ氏は大統領なのだから、彼のすべてのツイートは正しい大統領声明のフォーマットに則るべきだ。こんな風に」

ニース氏「@RealPressSecBot を紹介します」

同アカウントは最初のツイートを日本時間2017年6月5日午前6時16分に投稿。およそ1日半が経過した6日19時現在で、80000人以上のフォロワーを獲得した。CNNワシントン・ポストもこのアカウントの登場を報道している。

■意外な「恩恵」受けた人も

アカウントができたことで、意外な恩恵を受けた人もいる。

ニューヨーク・タイムズや外交専門誌「フォーリン・ポリシー」などに寄稿するコラムニストのローレン・ウォルフ氏は、同アカウントについて下記のようにツイートした。

ちょっと言っておきたい:トランプ氏はジャーナリストの私をTwitterでブロックしている。だから、私は彼のツイートをリアルタイムで参照するのに @RealPressSecBot に頼っている

軽い気持ちで作られたアカウントが、思わぬ形で民主主義にも寄与しているようだ。